熱帯夜の続く真夏の夕方、カラスウリは秘かに花開く。今年もその時期がやってきた。昨年初めてカラスウリの花を見てすっかり感動してしまったが、今年はもう少しうまく撮りたいなどという邪念(?)も湧いてくる。 今年はなぜか昨年よりカラスウリをよく見かけるような気がする。単に気のせいだろうか・・。自宅近くの山道にもそこらじゅうにカラスウリの蔓が垂れ下がっている。 ある夕方7時前に自宅マンション5階の通路からふと山側を見ると、何やら白いものが点々と・・。そこは一面クズの葉に覆われているのだが、その中に何十個ものカラスウリの花が点在していたのだった。急いでカメラを向けたが、少々遠過ぎる。ズームをいっぱいに上げてもあまりはっきりとは撮れなかった。(写真上) しかし、カラスウリの花と認識できるのはこの時間帯に限られる。6時頃ではまだ花は開いておらず、7時を過ぎるともう真っ暗で見ることはできない。それで今まで気がつかなかったのか・・。 さて、昨年撮った花はほとんどが満開になる前のものだったが、カラスウリの花は思ったより早く、夜8時頃には満開になることが分かった。今年は満開の花を撮ろう。夜7時半にもなると、さすがに真っ暗で懐中電灯がないと花に焦点を当てることすらできない。懐中電灯は必須だ。できれば助手がほしいところ。(^^;) 7月28日には懐中電灯だけの光で、フラッシュを焚かずに撮ってもみたがあまりうまくいかなかった。次回以降はフラッシュが直に当たらないように、紙で被ったり色々試行錯誤しながら撮ってみた。照明が難しいのとカメラによってもずい分違うことが分かった。 それでは、今年撮った写真から何枚かを・・。 |
|
撮影日: | 2002.7.28〜8.11 |
撮影場所: | 市内関谷、小町 |
HOME |