大寒から立春にかけては最も寒い時期。そんな中でも、健気に咲く花達、芽吹き始めた木々を探して歩いてみよう。まずは、梅。各地から梅の便りが届くのもこの時期だ。 |
紅梅 荏柄天神 2002.1.18
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梅と聞けば天神様。鎌倉の中でも早咲きで知られる荏柄天神の紅梅は、すでに見頃だ。 |
白梅 2002.1.18
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瑞泉寺 |
荏柄天神 |
紅梅に遅れて荏柄天神の白梅もちらほらと咲き始めた。咲き始めの白梅はやはり清楚だ。瑞泉寺の梅は概して遅く、まだ一分咲きまでもいってない。見頃は2月になってからだろう。 |
蕾 瑞泉寺 2002.1.18
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黄梅(バラ科) |
サンシュユ(山茱萸) |
瑞泉寺の老木・オウバイのつぼみだが、やはりつぼみのうちからウメとは様相が違う。サンシュユは鮮やかな黄色が印象的な早春の花。鎌倉ではよく見かける。丸い冬芽の中から一つだけ花がのぞいていた。いずれも、花はこちらを参照。
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ヤナギ2種 大船フラワーセンター 2002.1.23
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灰色だったコリヤナギの冬芽が金色になっている・・と思ったら、いくつかの芽が帽子を脱ぎかけていた。すでに脱いでいるものもいる。右下は「アカメヤナギ」の名札がついているが、帽子の中から黒い芽がのぞいている。これはクロヤナギ?? 図鑑で調べると、クロヤナギというのはネコヤナギの突然変異らしい・・。
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ツノハシバミ 大船フラワーセンター 2002.1.23
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冬枯れの山野にカバノキ科の冬芽が垂れ下がっているのは絵になる光景だ。残念ながらなかなか見られ(気がつか)ない。フラワーセンターの林の中にそれらしき雄花序が見つかった。春に展開するのが楽しみだ。
なお、この写真から、このきなんのきさんに“ツノハシバミ”と鑑定していただきました。ありがとうございます。また、先端の丸い冬芽は葉芽の可能性も、雌花の芽の可能性もあるとのこと。是非雌花を見つけたいと思います。3月以降、要チェック!
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どこにでもあるアオキだが、この木は雌雄別株。今赤い実をつけているのは勿論雌木だ。雄木(下段)は芽吹きの目立つ木も多いが、雌木は子育て中のせいか(?)、芽吹きは遅いようだ。実の先端は赤くなってから丸くなるものらしい。アオキは日陰にあることが多く、いつ撮ってもピンボケばかり! 待ってられないのでこの辺でアップしよう・・。 |
ジンチョウゲ
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鶴岡八幡宮 2002.1.18 |
大船フラワーセンター 2002.1.23 |
今にも咲き出しそうなジンチョウゲだが、つぼみも愛らしい。 |
ツバキ 瑞泉寺 2002.1.18
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全部同じ木に咲く花だが、左の椿曰く “何で私だけ赤いタスキをしてるんでしょうか?”(^^; |
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マンサク 大船フラワーセンター 2002.1.23
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1月6日にはまだつぼみだったマンサク(上段)が満開になっていた。赤っぽいマンサク(園芸種 エレナ)もやや遅れて伸びを開始。春は刻々と近づいている。
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