真夏の太陽が照りつけるなかで、いかにも涼しげな花をつけている木がある。カンレンボク。ここでしかお目にかかったことのない木だが、毎年7月の終りから8月にかけて白い毬のような花をつける。フラワーセンターには四、五本この木があるが、高いものは20mぐらいもあろうか。木いっぱいに白い毬をつけた姿は爽やかだ。花が終ると秋にかけて特徴のある実をつける。 |
図鑑で調べるとこの木は雌雄同株で、雌花と雄花は別々のようだ。とすると、これは雄花だろうか?
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1999.8.13 |
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左はやはりフラワーセンターの同じ木で、一昨年撮ったもの。少し様子の違う花だが、これが雌花だろうか? (未確認)
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8月30日にはもう花は終り実をつけていた。バナナを小さくしたような形の実が球形を作っている。何だか今年は特別たくさん実がついているような気もする。秋になると黄褐色に色づくはず。
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フラワーセンター 2001.8.30 |
別名キジュ(喜樹)。オオギリ科(ニッサ科)、またはミズキ科に分類することもあるという。 |
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