明月院は“あじさい寺”としてあまりにも有名だ。毎年6月になると明月院に行く人で北鎌倉は急に賑やかになる。「明月院に行ったけど紫陽花を見に行ったのか、人を見に行ったのか・・」という経験をした人も多いことだろう。
「明月院の紫陽花ってそんなにいい?」「紫陽花なら他にも咲いているよ」 地元の人達はこの混雑ぶりを結構クールに見ている。 私も鎌倉に引越して8年になるが、その間明月院の紫陽花を見に行ったのは一回だけ。
何年ぶりかで明月院のアジサイを見てこようという気になった。しかしあの人混みに遭遇するのは嫌だ。それには朝一番に行くか夕方行くかだが、成行きで後者になった。八幡宮から歩いて明月院に着いたのは、すでに4時を回っていた。「しまった! 遅すぎたか?」と思ったが、6月だけは5時まで開いている。何とかセーフ!
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大多数を占める青色の紫陽花。明月院のシンボルだ。曇り空の夕方とあってさすがに人出も大したことはない。メインストリートで人の写ってない紫陽花写真が撮れるとは感動! |
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ここは確かに紫陽花の数はすごい。しかしほとんどが同じ種類なので、いい写真が撮れることはあまり期待しない方がよいだろう。
なお、この時期奥の庭園に花菖蒲が咲く。この日は午前中のみの公開で中に入れなかったが、なかなかよさそうだ。
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