春を待つ(1)
1999.12.30
光則寺・大巧寺
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暮れの鎌倉をいちどゆっくり歩いてみたいと思っていたが、いざとなるとなかなか行けない。12月30日、思い切って(家の大掃除は放っといて・・)光則寺に出かける。お目あては蝋梅(ロウバイ)の花である。来た甲斐あって咲き始めていた!
蝋梅も原種は芯の部分が紫だが、光則寺の蝋梅は素心蝋梅といって内側も黄色だ。山門の外にある木はまだ葉をたくさんつけたまま咲き出していた。山門を入ってすぐ左横にある木は元々大きな木であったのに、残念ながら主木は枯れてしまったのか、今は塀の高さほどの丈しかない。境内にはたくさん蕾をつけた大木もあり、二月上旬梅にバトンタッチするまで楽しませてくれるだろう。光則寺の境内は蝋梅の花がよく似合う。
大巧寺の蝋梅は小木だが、こちらは芯の部分が紫の種である。
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