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2021.10.23
秋深まる

朝晩冷え込んできた。自宅マンションの廊下を回っても蛾がほとんどいない。季節の変り目とはいえ、これほど急にいなくなるのも珍しいことだ。

お昼前にフラワーセンター・和風庭園へ。天気はよいし、さぞかしアキアカネの産卵ラッシュだろうと思いきや、飛行中の赤トンボは皆無。あれ? 産卵はもう終ったのか?
いつものように池の回りを回ってみる。数匹のアオモンイトトンボたちがテリトリ争い(?)をしていたが、追われたイトトンボを見ると、アジアイトトンボだった。今季初めてのこと。
さらに、木陰にオオアオイトトンボ♂2匹を発見。こちらも今季初だ。もうそろそろ現れる頃と思っていたが、やはりアキアカネが静かになると出て来るのかも知れない。

池を離れ花菖蒲の堀を通ると、ロープや杭の上に♂♀合せて20匹ほどのアキアカネが休んでいた。ん? これはどう考えたらよいのか? 堀に水は入ってないので、ここで産卵したとは思えない。和風庭園で産卵した後ここに移動してきたのだろうか・・?

帰りがけにもう一度和風庭園に立寄りシジミチョウを見ていると、ツワブキで吸蜜中の1匹がクロマダラソテツシジミだった! 昨年は11月〜12月に、この近くで2回見ている。昨年神奈川南部で大発生したらしいクロマダラソテツシジミだが、今年はもっと拡散していそうだ。


大船フラワーセンター/2021.10.23
▲アオモンイトトンボ。

▲より華奢なアジアイトトンボ。

▲コノシメトンボがあちこちにいるが、♂ばかり。

▲オオアオイトトンボ初登場! というか、今までどこにいたの?

▲近くにライバルが!(どちらも♂)

▲花菖蒲の堀ぞいにアキアカネが休憩中/別個体♀もいた戻る
▲秋の深まりを感じる時。

▲ダルマギクでたくさんの蝶がお食事中。

▲クロマダラソテツシジミを探してシジミチョウをチェックして歩く。これはヤマトシジミ。

▲これはウラナミシジミ。

▲ん? これは?

▲クロマダラソテツシジミ!

▲20匹ぐらいシジミチョウをチェックしてようやく出会えた。

▲表翅もしっかり確認。


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