今日も暑いが天気は下降中。朝9時半に日光植物園に着いた。日光植物園は東大の研究施設で小石川植物園の分園だ。（HP参照）　前から一度行ってみたいと思っていた。
入口で「ヒルに注意して下さい」と言われる。ここでも、また！？　今年は大発生の年なんだろうか？　ズボンの裾をソックスの中に入れた。

園内は予想以上に広く、開設されて100年以上経っているだけあって、植栽された樹木があたかも自然林のようになっている。（元々自生していたものは少ないらしい。）　林あり、池あり、草地あり、渓流ありで自然のフィールドにいるかのようだった。
しかし、この時期花はそう多くはない。期待していたレンゲショウマやキレンゲショウマもこれからのようだったが、どちらも一輪だけ咲いていてくれた。
花が少なくても植物園の楽しみは他にもある。予想どおり林内でアオイトトンボ（オオアオイトトンボ？）が見つかり、その後は気がついたら“イトトンボ目”で歩いていた。(^^ゞ

▲昨日の憾満ガ淵同様、いたる処にアキアカネが止まっていた。

▲園内にこんな渓流もある。

▲この流れが昨日憾満ヶ淵で見た滝になって大谷川にそそぐのかな？

▲シデシャジン。青い花が涼しげ。

▲ここにも咲いている。ん？ 後ろに何かついている？　パソコンに取り込んでから気がついたが・・／ステンドグラスのようなアカアシカスミカメ？／戻る

▲キレンゲショウマが一輪だけ咲いていた。

▲暗い林下にレンゲショウマ、こちらも一輪のみ開花。

▲ヤマジノホトトギス。

▲コウヤボウキがもう咲いていた。

▲林下にフシグロセンノウ。よく見ると後ろにアキアカネが隠れている。(^^)／こちらの花にもアキアカネ／戻る

▲いたいた！ これはアオイトトンボ？　オオアオイトトンボ？

▲同上／移動して、ストレッチ！／戻る

▲もう1匹現れる。

▲近くの池に羽化直個体や脱皮殻が多数見られた／別個体／戻る

▲同じ池にアキアカネも。

▲コオニユリにアゲハチョウ。

▲新鮮なイチモンジチョウ。

それにしても蝶が少ないような気がする。今回アサギマダラが見られるかと思ったが、全く見かけなかった。ここは標高が低過ぎ（650m）て暑いのか？　でもアキアカネはそこらじゅうにいるが・・。
ネットを見ると今年は高原のアサギマダラが少ないらしい。

▲大谷川に面した側から憾満ヶ淵のお地蔵さんが見えた。(^^)

植物園は広い。暑さもあって全部は回らなかったが、花の季節なら一日中いても楽しめそうなところだった。日光というと“山”のイメージが強いが、植物園のパンフレットを見ると、花期は平地と比べて半月遅れぐらいであまり変りないように思う。

午後はいろは坂を上り、戦場ヶ原〜湯滝〜光徳牧場に向かったが、予報どおり途中から雨が激しくなり、雷雨のドライブになってしまった。（ドライバーさん、お疲れさまでした！）
2日間、日光の休日を楽しみました。近くて遠かった日光が身近かになった気がします。ご案内ありがとうございました。 ＞ M＆M夫妻