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2015.06.04
ミドリシジミ舞う中央公園

中央公園ではゼフィルスが次々と発生、ミドリシジミも飛んでいると友人が知らせてくれた。晴れの日を待って出かける。
まだ梅雨前だというのに暑い! こう暑くては、蝶・トンボ以外の昆虫は日中はどこかに隠れてしまうだろう。
オトシブミの次世代が生まれている。ヒメゴマダラオトシブミとエゴツルクビオトシブミの新成虫を見かけた。 クリの花が咲き、ウラナミアカシジミ、アカシジミ、ルリシジミ、テングチョウ、トンボエダシャク、ウスキツバメエダシャクなどなど訪問客で賑わっていた。ゴマダラオトシブミの方は、揺籃はついているものの新成虫はまだ出てきてないようだ。

夕方ハスの茎にイトトンボの脱皮殻がついているのを発見! 見ればあちこちについている。友人の持っていた双眼鏡でのぞくと羽化したてのトンボが1匹見つかった! 待望のアジアイトトンボか!と思ったが、生まれたてのトンボがアジアイトトンボらしくないような気も・・? 脱け殻がたくさんあるのに1匹も飛んでない。羽化したらすぐ水辺を離れるトンボなのか・・? 要継続観察だ。

トンボを見ていると、ミドリシジミが2匹もつれ合いながら飛んできた! 振り返れば、ハンノキの周りでミドリシジミが乱舞している。6〜7匹はいるようだ。時々ヤナギの葉に止まっては翅を開き、青緑色に輝く表翅を見せてくれる。中央公園でこんな光景を見るのは何年ぶりか? いや、肉眼で分かる距離で見るのは初めてだ。
ちょっと距離があり証拠写真しか撮れなかったが、思いがけない開翅ショーを堪能した。

鎌倉中央公園/2015.6.4
▲ヒメゴマダラオトシブミの新成虫が揺籃から出て後食中/別アングル戻る
▲エゴツルクビオトシブミの新成虫が下草でひと休み

▲クワの木の高い所にアカスジキンカメムシ成虫が! 今期初見

▲アジサイの葉にクヌギカメムシ

▲同じくアジサイの葉にヒゲナガサシガメ

▲湿地でよく見るオオメナガカメムシ

▲ミゾソバにタデサルゾウムシ

▲同じくミゾソバに別のゾウムシ、やや茶色っぽい。お食事中で顔を上げてくれなかったが、恐らくタデノクチブトサルゾウムシだろう

▲種名不明

▲今日のハエトリグモ1:前にも掲載したが、マダラスジハエトリ♀

▲今日のハエトリグモ2:アオオビハエトリ♀/別アングル戻る
▲今日のハエトリグモ3:カラスハエトリ♀

▲今日のハエトリグモ4:デーニッツハエトリの幼体かなあ? ちょっと違うような気もするが・・/別アングル別アングル戻る
▲イチモンジチョウをあちこちで見かけた/別個体戻る
▲ウラギンシジミに会うと顔を撮りたくなる/表翅も見せてくれた戻る
▲ベニシジミも次世代がそこここに

▲交尾拒否の♀(下)に繰り返しアタックするスジグロシロチョウ♂(上)/写真2写真3戻る
▲ウラナミアカシジミ@クリの花/テングチョウトンボエダシャク(蛾)戻る
▲フタトビスジナミシャク/蛾は外では探してないつもりだが、不思議と目に入ってくる(^^;
オオバナミガタエダシャクエダシャクの仲間?キマエホソバかキシタホソバベニスジヒメシャク?キアシドクガオドリハマキモドキ戻る
▲成熟したショウジョウトンボ♂

▲数匹のコシアキトンボが飛び回っていた。珍しく草に止まるコシアキトンボ

▲ハスの茎にイトトンボの脱け殻が!/あちこちについている!戻る
▲遠くに羽化したばかりのイトトンボ(?)が! さて、何トンボ? → [追] オオアオイトトンボという結論に達する。しかしここで発生していたとは驚きだ

▲ハンノキの周りでミドリシジミの乱舞が始まった。卍飛行してはヤナギの葉に着地

▲翅を開き、美しい表翅を見せてくれる


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