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2014.09.19
秋の野の花など

8月下旬に急にやってきた今年の秋だが、その後も暑さのぶり返しは大したことなく、季節は順調に進んでいる。昆虫や野の花が見られるのもあと1ヶ月余り、天気のよい日は極力出かけよう。
中央公園の野の花も次々と咲いている。マメ科ではツルマメに続いてヤブマメやナンテンハギが目立ち始め、秋の湿地をうめ尽くすミゾソバ・オオミゾソバ・ツリフネソウもぼつぼつ咲き出した。ゲンノショウコは、咲いてはいるがなぜか年々減っているように思う。10年単位で見ていると湿地の花も少しずつ様変わりしている。オオミゾソバやツリフネソウの拡散はすごいが、群生場所が移動しているのも確かだ。
先日見つけたアジアイトトンボは予想以上にたくさんいそうだ。今日だけで15〜20匹ぐらい確認できた。

鎌倉中央公園/2014.9.19
▲オオミゾソバが咲き始めた

▲ミゾソバの仲間は地域によって特徴があるが、ここのオオミゾソバの花はピンクの単色

▲ごく普通のミゾソバ。花の縁が淡いピンクで中は白

▲純白のミゾソバも咲いていた

▲ツリフネソウも咲き出した。ツリフネソウの蜜は後部の渦巻きの中にある/このアブには無理?/蜜を吸うのは潜り込むのがうまくて口吻の長いアブやハチと言われてるが、中央公園ではホウジャクがよく来る/戻る

▲葉の蔭にひっそり咲くヤブマメの花

▲田んぼ周りに多いツリガネニンジン。ワレモコウと共に初秋を代表する花

▲ハナタデの小さな花

▲中央公園では珍しいシラヤマギクかな? 近くまで寄れず葉がよく撮れなかったが・・

▲ガガイモの実、熟して種が飛ぶところが見たい

▲かなりくたびれたクロコノマチョウ(夏型)/クロコノマの幼虫を探しているが、今季はまだ見ていない

▲アジアイトトンボのペア。たくさん子孫を残してね!

▲上からは見にくいが、池の水辺にたくさんいることが分かった

▲イチモンジセセリの最盛期。花にも来るがススキ(幼虫の食草)にも

▲池の縁にイボバッタ。中央公園のバッタコレクションに入れておこう


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