8月下旬に急にやってきた今年の秋だが、その後も暑さのぶり返しは大したことなく、季節は順調に進んでいる。昆虫や野の花が見られるのもあと1ヶ月余り、天気のよい日は極力出かけよう。 中央公園の野の花も次々と咲いている。マメ科ではツルマメに続いてヤブマメやナンテンハギが目立ち始め、秋の湿地をうめ尽くすミゾソバ・オオミゾソバ・ツリフネソウもぼつぼつ咲き出した。ゲンノショウコは、咲いてはいるがなぜか年々減っているように思う。10年単位で見ていると湿地の花も少しずつ様変わりしている。オオミゾソバやツリフネソウの拡散はすごいが、群生場所が移動しているのも確かだ。 先日見つけたアジアイトトンボは予想以上にたくさんいそうだ。今日だけで15〜20匹ぐらい確認できた。