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2014.03.10
フィールドの早起きさん

久しぶりに中央公園へ。「そろそろ気の早い蝶が飛び始めるかも?」と期待して出かけたが、午後になりかなり寒くなった。元々中央公園は鎌倉の中では寒い地域だ。また鎌倉は東京や横浜に比べて冬もやや暖かいとはいえ、花の開花や虫の目覚めはむしろ遅いような気がする。蝶が飛ぶのはまだ先のようだ。

木々の目覚めを見て歩く。例年どおり、早起きのモミジイチゴがあちこちで芽吹いていた。「あ〜、窮屈だった!」とばかりに出てきた葉っぱは本当にきれいだ。葉に次いで花芽が出て来るのももうすぐだろう。
モミジイチゴと共に早起きなのはマユミ、こちらは葉は厚手で最初からピンとしている。マユミの花は5月になってからだが、何故か芽吹きは早い。
草原では小さな野の花も咲き始めた。オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ナズナなどなど。ホトケノザのユーモラスな“顔”を狙って、色んなアングルで撮ってみた。
「そろそろスイバにベニシジミの幼虫が見つかるのでは?」とチェックしようとしたら、スイバを食草とするコガタルリハムシの方が先に活動を始めていた。

今年は中央公園でも冬鳥が少なかったが、今日はあちこちの湿地でかなりの数の鳥を見かけた。もう人慣れしてきたのか、近くに寄っても逃げないアオジや、カワラヒワ、シジュウカラ、ツグミ、コサギなど、夢中で餌を探す姿が目についた。

鎌倉中央公園/2014.3.10
▲モミジイチゴの芽吹き

▲同上

▲同上

▲同上

▲早起き者のマユミさん

▲ホトケノザ。そっぽを向いてるペアもいれば・・

▲仲好く並んでるものも・・

▲二人いると“物語”が生まれる

▲どこから見ても楽しいホトケノザのファミリイ

▲スイバのぬし・コガタルリハムシ、ベニシジミにより先に活動開始

▲「邪魔しなくても、あっちにたくさん仲間がいたよ〜」


今日の鳥
▲シジュウカラ

▲カワラヒワ

▲同上

▲モズ

▲アオジ

▲ツグミ

▲コサギ


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