2013.12.05
晩秋から初冬へ
野山が黄葉から枯れ葉色に染まってきた。このところ小春日和が続くものの昆虫もほとんどいなくなり、フィールド歩きが寂しくなっている。久しぶりに中央公園へ。
まずは定点スポットからこの時期ならではの色合いを楽しむ。
次いで毎年クヌギカメムシが産卵するプレート裏をチェックしようとコナラの木に行くと、何と何とプレートの上にカメムシが乗っていた! 昨年は赤味がかったクヌギカメムシがまさに産卵中のところを見たが、今年のカメムシも同じような色だ。お腹がパンパンなので、これから産卵するのだろう。周りにはクヌギの木も何本かあるが、なぜこの木、そしてこのプレートが好まれるのか、不思議だ。
田んぼ近くを歩くも蝶やトンボの姿は皆無。「アキアカネがまだいるとしたらあそこだろう・・」と日当りのよい丘に上り丸木の上を探すもいない。しばらくして帰りがけにもう一度丸木の上を見ると、アキアカネが一匹だけ止まっていた! 今年見る最後のアキアカネになるのだろうか・・。
鎌倉中央公園/2013.12.05
▲定点スポットより
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▲ニイニイゼミの脱け殻「クヌギカメムシさんの産卵が終ったら、次のお客は鳥さんだよ」
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▲悠然と歩くコサギ「今年は鳥仲間が少ないなあ・・」
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▲ちょっときれいな蛾(クロモンキノメイガ)が止まっていた。生き物は何でも撮りたくなる
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▲木の幹にへばりつくカマキリ
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▲同上。ズームアップしたら怖い顔で睨んでいた
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▲日当りのよい丸木、アキアカネがいるとしたらこういうところ・・と思ったら、やっぱり来た!
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▲同上。お疲れさん!
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▲カゼクサの草むら
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▲まだ残るエンコウカエデの黄葉とハゼノキの紅葉
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▲カマツカの紅葉も目についた
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▲日が暮れるのが早い。午後5時、南西の空に繊細な三日月が見えた
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