2012.10.21
谷戸の秋2
先週末に続き広町緑地へ。谷戸入口に近い畑やミゾソバの湿地には、今日も蝶が飛び交っていた。谷戸の奥に入り込むと、自然度は増すはずだが蝶も虫も少なくなる。いつも思うことは、「虫は人間が好きなんだ!」ということ。(^^;)
ただし、クロコノマチョウは奥まったところで出会うことが多い。今日も湿地の中ほどで羽化間もないクロコノマに会えた。
葉上の虫は減る一方だが、ツマグロオオヨコバイだけがやたら目についた。アジサイなど厚手の葉の裏に集団でいることが多い。冬はどこで越冬するのだろうか。
湿地斜面にはトリカブトが盛り。茎が斜面を這い上がり、びっしり花をつけるこのトリカブトはツクバトリカブトとされている。林縁にはツルニンジンが可愛らしい花をつけていた。ちょっと嬉しい出会い。
広町緑地/2012.10.21
▲羽化して間もないキタテハがいっぱい。コセンダングサやセイタカアワダチソウなど黄色の花によく来る
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▲飛び回るキアゲハ
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▲久しぶりのベニシジミ
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▲吸水中のキチョウ、このまま越冬できるのか?
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▲光の具合がよくないが、羽化間もないクロコノマチョウ、やっと出会えた!
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▲同上
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▲アジサイの葉裏にツマグロオオヨコバイ。この1〜2年大発生してる?
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▲同上。花も吸うの?
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▲同時にいくつも咲かないミゾソバだが、もう咲き終ったものが多い
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▲ヤブミョウガの実が色づく
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▲シャクチリソバも実をつけている
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▲びっしりと花をつけるツクバトリカブト
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▲同上。確かに不気味な花だ
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▲もう花期は終ったと思っていたツルニンジンの花に出会う
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▲同上。咲き終った痕も多かったが、意外と花期が長いのか?
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