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2011.12.10(2)
冬の手摺昆虫観察(続)

朝10時(実際には9時半頃?)から始まった観察会、30分ほどの昼食休憩を経て3時頃まで続いたが、そのほとんどの時間手摺を見ていた(^^;)。それほどこの公園は鉄製手摺が立派で長く続き、期待どおりの観察ができたからだ。
特に驚いたのはカメムシが多いこと。手摺に気を取られて周りを見る余裕はあまりなかったが、この公園は木が多い。植栽もあるが、シラカシ林やクヌギ林など広い範囲に渡って自然のままの林もあり、木の種類も結構ありそうだ。
オオツノカメムシはかなり珍しいカメムシだそうだが、食草はケンポナシ。どこかにケンポナシの木があるのだろう。要ウォッチ!(ケンポナシなら鎌倉中央公園にもたくさんあるが、中央公園はカメムシが少ないからな・・)
また別の季節にも来て、樹木をもっとよく見てみたいとも思った。

最後に、「これだけはぜひ見たい」と思っていたコミミズク(鳥ではありません!)の幼虫。なぜかこの手摺によくいるのだそうだ。この日も“虫目ご夫妻”が見つけて下さって無事初対面。個性的だけど、ほんとに“変なやつ”だった。(^^)

コミミズクの幼虫/東高根森林公園(川崎市)/2011.12.10
▲はじめまして!

▲なんか、虫という感じじゃない! エビとかカモノハシを連想してしまう

▲「もうつかれたよ〜」 時々ペターっと寝てしまう

▲ひと休みしたらまた元気が出た?

▲てくてく・・

▲てくてく・・、どこへ行く?

▲さあ、どうやって渡ろうかな?


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「この時期、この公園の手摺に、どうしてこんなに虫がいるのか?」は、参加者の間でも話題になった。色々な要因が重なってのことと思うが、結論が出たわけではない。逆に、こういう現象が虫の生態を知るきっかけになりそうで、面白くなってきた。冬なのに“熱虫症”? 重症にならないよう気長に楽しみたいと思う。(^^ゞ


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