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2011.09.24
いたち川の初秋2

21日の台風15号では鎌倉でも予想以上の暴風雨が吹き荒れた。停電や木々が倒れるなどかなりの被害が出ている。海に近い鎌倉では潮風によって木の葉がいちどに枯れてしまうこともある。デジカメ散歩のフィールドがどうなっているかも気になるところだ。
1週間ほど前に、いたち川でコムラサキの三化が確認されたと教えてもらったが無事だろうか? 蝶たちはどこでどうやって暴風雨をしのいでいたのだろうか?

前回(9月6日)と同じコースを歩いてみた。いたち川の河原に出ると、最初に目に入ってきたのがアキアカネ。集団で山から戻ってきたのだろう、草原には50頭ぐらいのアキアカネが飛び交っていた。前回上流域から中流域に渡って見られたハグロトンボはもういない。河原には旬の蝶・ウラナミシジミが多数見られた。
コムラサキのポイントに近づくと、川縁に生えるヤナギが何本も倒れていた。いたち川でも相当な風雨が吹き荒れたのだろう。しかしヤナギはいくらでも生えているので、コムラサキが困るということはなさそうだ。
橋の上から見ていると、何頭かのコムラサキが乱舞する姿が見られた。速過ぎてレンズで捕らえるのは難しく、ヤナギの枝先に止まった所を狙うしかない。かなり高い所だったが、何枚か証拠写真が撮れた。

いたち川にて/2011.9.24
▲カワセミの止まり木

▲今日はアキアカネが占拠

▲山から帰ってきたアキアカネがそこここに

▲同上

▲初秋の蝶・ウラナミシジミがあちこちに

▲エノコログサにモンキチョウ

▲河原に咲くヒガンバナ

▲川沿いにはマメ科植物が多い。これはヤブツルアズキ?

▲キバナコスモスを見て「ツマグロヒョウモンが来ないかな〜?」と思っていたら本当に来た!

▲同色で相性はバッチリ!

▲ウメモドキの葉にアカスジキンカメムシの終齢幼虫。このまま越冬し、最後の脱皮は来年5月?

▲ヤナギの倒木がいっぱい! コムラサキは大丈夫だっただろうか・・?

▲「ここにいるよ〜!」 台風の難を逃れたコムラサキ。子孫を残してね!

▲午後4時半、日が落ちてきた。ウスバキトンボはもう眠りにつく?

▲午後4時50分、コノシメトンボはクワノキで


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