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2011.04.26
瀬上市民の森

何年ぶりかで瀬上市民の森を歩く。瀬上市民の森は鎌倉に隣接する円海山・大丸山緑地の一角にあり、横浜自然観察の森などと共に緑豊かで自然観察によいハイキングコースだ。
お天気に恵まれ、のんびりと小川沿いを瀬上池に向かう。沢沿いにはウワミズザクラの花が咲き、コクサギのつやつやの葉が光っていた。野原には何頭もの白蝶が舞っている。よく見ると半数以上はツマキチョウだ。今年はツマキチョウが本当に多い。しかし、お天気が良すぎるのかほとんど止まってくれなかった。
新緑の木々の中に白い花が密生した木が見える。散在ガ池などでも見るマルバアオダモだった。池の縁で姿のよいマルバアオダモを撮影。周囲の湿地にはヨゴレネコノメ(またはイワボタン)が群生していた。
瀬上はトンボの宝庫でもあるが、今年は発生がやや遅れているようだ。サナエトンボはまだだったが、シオヤトンボと今年初見のカワトンボには出会うことができた。

横浜市栄区・瀬上市民の森にて/2011.4.26
▲コクサギの新葉が光る

▲コクサギの雌花

▲川沿いのウワミズザクラ

▲同上

▲止まってくれないツマキチョウ

▲湿地に降りてきたツバメ、巣作り材料集め?

▲ヤブキリ坊やと目が合う

▲シオヤトンボ幼体

▲カワトンボ初見!

▲同上

▲池の畔のマルバアオダモ、いい感じ

▲同上

▲マルバアオダモの両性花。写真からは分かりにくいが、一つの花は四裂した花冠・二本の雄しべ・一本の雌しべからなる

▲サルナシの芽吹き。冬の間葉痕の中に隠れていた冬芽が出てきた(サルナシの冬芽・葉痕はこちらを参照)

▲尾根道にはウラシマソウが点在


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