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2010.11.24
蝶の冬越し

フィールドに蝶の姿が見えなくなった。越冬準備に入ったのだろうか? 鎌倉周辺で成虫で越冬する蝶には、キタテハ、ルリタテハ、アカタテハ、(ヒメアカタテハ)、キチョウ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ、クロコノマチョウ、テングチョウ、ウラギンシジミなどいる。毎年冬になると越冬してる蝶を見たいと思うが、なかなか見つけられなかった。

今日は11月の観察会で大和市の泉の森へ出かけたが、そこで集団越冬するムラサキツバメの群を見ることができた。教えてもらわなければそれと分からないような高い木の上だが、1枚の葉に15〜25頭もの蝶が身を寄せ合っている。そんな集団が3つもあった。
いずれも日当りのよい位置を選んでいるようだ。時々起きて翅を広げるもの、下まで降りて来て落葉の上で翅を広げるものもいた。

越冬する蝶たち/大和市泉の森/2010.11.24
▲冬眠するムラサキツバメ集団

▲小春日和に目を覚ますものも

▲ちょっとお散歩に行ってきます

▲表翅が青いのは♀

▲こちらが♂

▲よく似てるがこちらはムラサキシジミ。ムラサキツバメより一周り小さく、尾状突起がない

▲右ムラサキシジミ、左ムラサキツバメ。表翅の青色が少し違うことが分かる

▲ムラサキツバメの冬眠集団が他にもあった! ムラサキシジミが混じってないか見たが、どうやらいないよう…。ムラサキシジミは集団越冬はしないそうだ

▲暖かいので翅を広げるものが増えてきた

▲暖かさに釣られてルリタテハも日向ぼっこ

▲同じく越冬蝶のウラギンシジミ


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