この冬は寒暖の差が激しかったが、春になってもその傾向が続く。3月になって早々と羽化した蝶もいたが、その後真冬のような日が何日もあった。暖かさにつられて出てきた花芽が霜で枯れてしまう現象も起きているようだ。

華やかな花に気を取られていると見逃してしまう木々の芽吹きだが、カエデを初め着々と進んでいる。森の中で輝く新葉に出会い、その美しさに思わずハッと息を飲む。今しか見られない雑木林の風景だ。

新葉を愛でる／2010.3.17〜3.27

▲イロハモミジ／散在ガ池森林公園／2010.3.17 ▲同上 ▲ミズキ／広町緑地／2010.3.20 ▲ミズキ／鎌倉中央公園／2010.3.22 ▲イヌシデ／鎌倉中央公園／2010.3.22 ▲コナラ／鎌倉中央公園／2010.3.22 ▲イロハモミジ／東慶寺／2010.3.27 ▲同上