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2008.10.16
秋の蝶@稲村ヶ崎

各地で渡り途中のアサギマダラの出没が報告されている。先週江の島でたくさんのアサギマダラを見かけたが、彼らはどれくらいの期間滞在するのだろうか?
今日は快晴という予報に再び江の島に行ってみた。雲一つない空ではあったが、気温の高い日はもやがかかる。富士山は全く見えなかった。(すでに、午後になってはいたが・・)
先日も歩いた海岸の林縁にアサギマダラが一頭翅を休めていた。長旅をしてきたのだろう、少し翅が傷んでいた。その後、先日の場所にも行ってみたが、吸蜜するアサギマダラは見られなかった。秋晴れを期待してきたが、夏のような暑さだ。アサギマダラが活動するには暑過ぎたのか? あるいはもう旅立ったのか?
日差しが強過ぎてよい写真が撮れそうにもない。早々に引き上げ稲村ヶ崎に寄っていくことにした。

稲村ヶ崎海岸に来たのは久しぶりだったが、わずかに残る砂浜の海岸植物も気のせいか一段と減ったようにも見えた。代わって密生するママコノシリヌグイに何頭かのウラナミシジミが吸蜜に訪れていた。この蝶も南方系で鎌倉では秋にしか見られない。房総あたりで発生したものがやってきたのだろうか?
石段を登る途中にマテバシイなど常緑樹が植えられているが、そこに一頭のアサギマダラがいた。空高く舞い上がっては葉の上で翅を休め、また舞い上がっては休むを繰り返していた。江の島と同じような環境だ。ここにキジョランがあれば産卵していくのだろうか? 鎌倉でアサギマダラが発生したら・・、ちょっと夢のある話だ。

ウラナミシジミ/2008.10.16/稲村ヶ崎
▲海岸に密生するママコノシリヌグイ

▲ママコノシリヌグイで吸蜜するウラナミシジミ

▲同上

▲同上


アサギマダラ/2008.10.16/稲村ヶ崎




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