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2007.04.26
ハナイカダ

葉っぱのまん中に咲く花を筏に見立てて“花筏”、優雅な名前をもらったものだが、花は小さくて葉っぱ色、知らない人は見過ごしてしまうだろう。
この木は鎌倉には意外と多い。と言うより、湿り気の多い丘陵地などを好むようで、鎌倉の風土に合っているのだろう。中央公園を歩くと湿った林縁などあちこちにある。まだ花の咲かない幼木もあるが、葉の鋸歯が芒状になっていたり、主脈が葉のまん中辺りまで太くなっていたりするので比較的見分けやすい。
雌雄異株で、雌花は普通1個、雄花は複数個つくことが多い。花からは蜜が出ているのか、今日見かけた雌株ではアリやアブなどが花を占拠していた。

ハナイカダ・雌花/2007.4.26/鎌倉中央公園


ハナイカダ・雄花/2007.4.26/鎌倉中央公園


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