Back デジカメ散歩道 2006 Next
2006.11.09
稲村ヶ崎の一日

またまた稲村ヶ崎に行くことになった。稲村ヶ崎は富士山と夕日のビュー・ポイントだが、昨日は抜けるような青空で富士山がきれいだったそうだ。これから冬にかけてカメラマンたちで賑わうことだろう。
今日も秋晴れ、朝10時過ぎに着くと富士山は見えていた! ここ二、三日の冠雪でだいぶ白くなってそれらしくなっていた。まだ冬ほど空気が澄んでないのか、雲はなくても少し霞みがかかり、写真写りはいまいちだったが・・。(と、空気のせいにしておこう。^^;)
4日(土)に来た時に海岸植物をざっと見たが、満開だったイソギクがもうだいぶ傷んでいた。その他アオツヅラフジやヒヨドリジョウゴなど形よくぶら下がっていた蔓性植物が変形していたのは、先日の強風の影響だろうか? でも、今日は植物より「海・富士山・夕日」がターゲットなので、まあ、いいか・・。

いつも我が物顔に飛ぶトンビたちだが、朝のうちは少なかった。不思議に思っていたが、午後になると次々と山から下りて海岸上空を飛び回っていた。どうやら人がお昼を食べる頃を狙って来るようだ。トンビを敬遠してかカラスはいなかったが、ハトはいた。他には岩場に止まったイソヒヨドリが印象的だった。

夕日までは長いと思っていたが、あれこれ撮っているうちにその時間になった。富士山と夕日、今の時期だと同時に撮ることができない。(撮れないことはないが、どちらも非常に小さくなって迫力のないものになってしまう) 遠景は諦めて望遠レンズをつけて、夕日と富士を別々に撮ることにした。強い海風をまともに受け、こんなところでレンズ交換するのはさすがに憚られた。後で思ったが、遠景用に広角撮影できるコンパクトデジカメを持参すればよかったかな・・。

午前中の風景


午後になると・・

▲頂上付近はもやってきたが、前方の山々がうっすらと見えてきた
▲午前中にはあまりいなかったトンビが増えた!
▲イソヒヨドリが岩壁から海を見つめていた


そして夕方・・

▲16時20分。この時期の日の入りポイントはこの辺り
▲16時31分。夕日ショーの始まり
▲16時32分。日没直前の富士
▲16時35分
▲16時37分
▲16時38分
▲17時4分。日没20〜30分後に美しいシルエットが見られる

美しい夕日ショーが見られて満足だったが、朝10時から夕方5時まで、ランチタイムを入れて計7時間、夕方からは予想以上に強い潮風に当たり、さすがに疲れた。もう少しねばればもっと美しいシルエットが見られそうだったが、次回の楽しみにして帰路を急いだ。


Back | デジカメ散歩道 2006 | HOME | Next