ホタルブクロは「子どもたちがこの花の中にホタルを入れて遊んだから」という説があるが、この中にホタルを入れて遊んだら楽しそうだ。今やそんな優雅な遊びができる環境はとても贅沢に思える。とはいえ、ホタルも身近かで見られないこともない。鎌倉では広町緑地や散在ガ池などホタルスポットがいくつかある。
ホタルブクロの方はどこでも割と身近かに見られる野草だ。野の花が少なくなった梅雨時に大きな花が目立っている。

▲ホタルブクロ／淡いピンクに見えるものが多い／2006.6.8／鎌倉中央公園

▲ホタルブクロの中を覗くと／2006.6.21／市内今泉

▲こんな濃い色のホタルブクロもある／2006.6.14／秦野市弘法山丘陵

山に行くとヤマホタルブクロというのがある。ホタルブクロとの違いがよく分からなかったが、萼の形で区別できることを知った。萼の切れ込みの間の部分がめくれて反り返っているのがホタルブクロ、反り返らず少し膨らんでいるのがヤマホタルブクロだ。
今日舞岡公園でヤマホタルブクロを見かけた（植栽と思われるが）ので、両者を並べてみようと思ったのだが、手持ちのホタルブクロ写真が不明瞭なものばかりだった。。違いが分かるかな？

▲ホタルブクロ／萼の切れ込み部分がめくれて反り返っているのが分かるかな？／
2006.6.8／鎌倉中央公園

▲もう一つホタルブクロ／↑の弘法山のホタルブクロの拡大写真／2006.6.14

▲ヤマホタルブクロ／切れ込み部分が反り返ってない／2006.6.24／横浜市・舞岡公園

▲ヤマホタルブクロ／同上／2006.6.24／横浜市・舞岡公園