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2006.05.09
セリバヒエンソウとフラサバソウ

先日広町緑地でセリバヒエンソウを見かけた。この花は中国産で明治時代に渡来したものだそうだが、「芹葉飛燕草」と書くように葉はセリに似て、花は燕が飛ぶ姿に見立てたもの。
広町で見かけたのは初めてだが、時々思いがけない所で出会うことがある。何年か前に多摩川上流の川沿いに繁茂していたのを見たこともある。
今回見たのは広町緑地の御所谷入口に近いところだが、以前この辺りに、やはり帰化植物のフラサバソウが繁茂していたのを思い出した。今もフラサバソウは生えているが、その時よりは減っているように思う。
セリバヒエンソウもフラサバソウも時々見かける野草とはいえ、どこにでも生えているものではなく、見つかる場所は限定されている。
恐らく、新しい土を入れた時に種が混じっていたためではないだろうか?
帰化植物がどういう経緯で広がっていくのか、興味あるところだ。

▲セリバヒエンソウ/2006.5.5/広町緑地

▲セリバヒエンソウ/2004.4.16/横浜市・舞岡ふるさと村

▲セリバヒエンソウ/2002.4.24/青梅市・多摩川上流

▲フラサバソウ/2006.4.19/広町緑地

▲フラサバソウ/2003.3.26/広町緑地


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