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2006.04.27
エビネ

エビネはかつては鎌倉にたくさんあったようだが、乱獲により激減してしまったという。普段野山を歩いていて出会うことはほとんどないが、ここ、里山の一角にいつも咲く場所がある。この一帯は元々エビネの多かったところなので、先のフデリンドウのように草刈りをしたら出てきたものなのか、あるいは、また元に返してやろうと誰かが植えたものなのかは分からない。ここ3年ほど毎年花を咲かせている。

しかし、リンドウにしても、シュンランにしても、エビネにしても、棲息場所を伏せなければならない実情はちょっと悲しい。また、自分でも稀少な山野草を見るにつけ、「よくこんなところで盗掘されずに生き残ってるな」などと思うようになってしまった・・。(ーー;)

2006.4

2006.4

2006.4

2005.5

2005.5

こういう大きい野草は写真に撮りにくい。特にバックが抜けない斜面ではどう撮ったらいいのだろう? 山に行くとこういう状況が多いのだが・・。3年間のエビネ写真を見て、毎年全く進歩がないな・・と改めて思った。(^^ゞ


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