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2006.04.11
ガマズミとコバノガマズミ

先日、多摩丘陵の谷戸できれいなコバノガマズミの芽吹きに出会った。この谷戸にはコバノガマズミが多く、何度か花の時期にも出会っている。初めて花を見た時は、オトコヨウゾメか?という期待を持ったが、コバノガマズミであった。コバノガマズミもきれいな花だ。
鎌倉ではガマズミはよく見かけるが、コバノガマズミは少なく、中央公園で一株それらしきものを見つけているだけだ。
葉が展開して花や実の時期になれば、両者の見分けはそれほど難しくないのだが、冬芽の時期に見分けるのは難しい。(私には) 今年もまたコバノガマズミの冬芽を観察することができなかった。

冬芽と葉痕(どちらもガマズミ?)


コバノガマズミの芽吹き
▲2006.4.7/町田市図師町


▲コバノガマズミ/2006.3.22/鎌倉中央公園

コバノガマズミはガマズミより2〜3週間花が早く咲く。
また両者の違いは色々あり、葉柄の長さが見分けのポイントと言われる(コバノガマズミの方が短かい)が、葉の形も違うように思う。ガマズミの葉の方が丸みがあり、コバの方は楕円に近い。
↓の写真と比べてみても、すでに芽吹きの時に葉の形は違ってるようだ。

▲ガマズミの芽吹き/2006.4.1/鎌倉中央公園
▲ガマズミの芽吹き/2006.4.7/町田市図師町

そう言えば、舞岡公園にガマズミとコバノガマズミ(とされる木)が二本並んでいるところがある。もう芽吹いているだろう。昨年見た限りでは私にはどちらもガマズミに見えた。確認してこなくては・・。


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