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2006.01.17
ウメノキゴケ

一昨日光則寺で気がついたのだが、カイドウの枝にウメノキゴケと思われる地衣類がたくさん張り付いていた。光則寺にはウメの老木も多く、ウメノキゴケを纏った木もたくさん見かける。ウメノキゴケと言っても必ずしも梅の木に限ることなく、バラ科の木など色々な木につくようだから、カイドウ(バラ科)についても不思議はないのかも知れない。ただ、このカイドウはまだ若そうな木ではあった。

ウメノキゴケは太平洋側の暖地に多いようで、鎌倉などは恰好の棲息地なのかも知れないが、一方、大気汚染を測る指標にもなるようだ。二酸化硫黄濃度の高いところではウメノキゴケは生育できないという。そういう意味では、見つけたら喜ぶべきなのかな?

▲カイドウについたウメノキゴケ/2006.1.15撮影
▲ウメの古木にはウメノキゴケがいっぱい/2004.2.4撮影
▲カイドウの冬芽。いい花咲かせてね!/2006.1.15撮影
▲わずかに残ったカイドウの実/2006.1.15撮影

光則寺のカイドウはとても見事だ。花期はちょうどソメイヨシノが咲く時期だが、サクラとは一味違った可愛らしさがある。忘れずに見に来よう。

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