散策日記・龍宝寺と七曲



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龍宝寺
柿の紅葉 柿の実 タチバナモドキ
11月4日
雨が上がり快晴の日曜日、龍宝寺を歩く。このお寺は境内も広く、樹木や季節の花が楽しめる。観光コースでないので人はほとんど見かけない。大船フラワーセンターから徒歩5分の距離なので、フラワーセンターに来た人はぜひ訪ねてみられるとよいだろう。

龍宝寺山門前のイチョウが黄色に染まっている。例年この辺りではいちばん早く黄葉するイチョウだ。

色づいたの葉を見るにつけ、“自然にはかなわない!”という思いがする。龍宝寺には柿の木が多く、秋の風物詩を楽しむことができる。ピラカンサでもここは実が橙色のタチバナモドキが多い。
サギ サザンカ ナンテンハギの実
畑にどこからかサギが降りてきた。この時期サギをよく見かける。サザンカはこの季節の“華”だ。ナンテンハギの実をはじめて見た。
ムクロジの木 ムクロジの実 熟したムクロジの実
  裏山にムクロジの大木がある。この辺りでは珍しい木だ。実が白く熟れていた。もうずい分落ちてしまったようだが、この中の黒い玉が羽根つきの羽根に使われる。日溜りの蜘蛛よく熟れた実を振るとコトコトと小気味好い音がした。むいてみるとこんな黒い玉が出てきた。

日だまりに蜘蛛が巣を張っていた。向こう側の壁に樹木が映っているが、ちょっと不思議な写真になった。


七曲(玉縄城址)
オバケヤツデの花 オバケヤツデ 倒木にきのこ
11月4日
龍宝寺の山門を出て道路を渡ると、七曲(ななまがり)と呼ばれる石畳みの山道に出る。
七曲名物(?)のオバケヤツデが花をつけていた。このヤツデの正式名が分からない。いつからここに生えていたのだろう? 七曲を上まで登ると住宅地に出るが、その手前は昼でも暗く湿っている。倒木にきのこが生えていた。


 (NN3.0/IE4.0以上)
撮影日: 2001.11.4
撮影場所: 龍宝寺、市内七曲
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