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八ヶ岳高原の落葉松林
2003.5.1〜5.3
八ヶ岳連峰
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八ヶ岳高原は小海線・野辺山から車で15分、八ヶ岳連峰の東山麓に広がる標高約1500mの高原です。標高の割に春が遅く、4月中旬まで雪があったそうです。ゴールデンウィークの高原は、まだ多くの木々は冬芽の姿でしたが、ヤナギやカラマツなど芽吹きの早い木々が雪国の春を告げていました。

その1  その2  その3

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▼カラマツは落葉が厚く堆積するため他の植物が入り込みにくいようで、カラマツの林はひたすらカラマツが続く・・という光景が見られます。しかし、新葉の緑は若葉の中でも一段と明るく爽やかでした。秋の黄葉もそうですが、落葉松林は不思議な明るさがあります。

■落葉松の新葉に見とれて・・
▲上向きに咲く雌花 ▲下向きに咲く雄花
▲横に伸びる枝 ▲美しい新葉 ▲樹皮についた苔
▲青空に映える明るい新葉


▼落葉松林に隣接して(あるいは、入り混じって)、シラカバ(白樺)、ダケカンバ(岳樺)、ヤエガワカンバ(八重皮樺)など樹皮の剥がれる木が見られました。ダケカンバはシラカバに比べると樹皮がピンクがかっているので目立ちます。

■カバノキ科・カバノキ属
▲シラカバ
青空に映える
▲シラカバ
芽吹き
▲シラカバ
枯れるとキノコが・・
▲ダケカンバ
剥がれ落ちる樹皮
▲ダケカンバ
そろそろ起きようか…
▲ダケカンバ
剥がれてつるつるになった樹皮は淡いピンク
▲樹皮が何重にも剥がれるヤエガワカンバ


▼カラマツ、シラカバ、ヤナギなど混在する雑木林で見かけた木で、↓の写真は別々の木です。ほとんどまだ芽吹いていませんでした。ハンノキの仲間と思われますが、ハンノキ特有の雄花序が見つかりません。一部の木は、木肌がブナのようなまだら模様になっていました。

■カバノキ科・ハンノキ属?


▼ムシカリは平地ではお目にかかれない木です。夏に山へ行くと果実のついたムシカリをよく見かけますが、花はまだ見たことがありません。今回は・・と思ったのですが、少し早過ぎました。代りに特徴ある冬芽が撮れました。(^^)

■ムシカリ(オオカメノキ)


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