初めてこの谷戸を訪ねたのは1年前の10月31日でしたが、その後も何度か訪れ、ある時は新緑の美しさにひたり、ある時はユーモラスなキノコと戯れながら四季折々の里山を満喫しています。1年が経ち、再びこの時期に訪ねてみることにしました。
昨年はリンドウ、センブリ、キバナアキギリなどなかなか見られない花に加えて、ウメバチソウまで咲いていて感動ものでした。今年もウメバチソウ、キッコウハグマなどは見られなかったものの、センブリ、コウヤボウキなど昨年よりたくさん咲いているものもありました。今年は昨年に比べて季節の進みがやや遅いようにも感じますが、ウメバチソウはまだこれから咲くのでしょうか？
いつまでも残したい大切な里山、荒らしてはいけないけど、でも時々はのぞきに来たい、そんな気持ちにさせる秋の谷戸でした。今年は冬枯れの谷戸にもぜひ行ってみたいと思っています。