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舞岡の初夏
2004.5.21

「卯の花のにおう垣根に〜♪」と思わず口ずさみたくなるような季節になりました。今年は月に1回、植物好き、昆虫好き、野鳥好き、自然好き、写真が好き、どれも好き!という人達が舞岡公園に集まって、自由で楽しい自然観察会をしています。
この日は季節はずれの台風一過! 思い思いの被写体を探しながら夕方遅くまで観察・撮影を楽しみました。
里山の面影を残す舞岡はこの時期ウツギ、ハコネウツギイボタノキテイカカズラスイカズラなど初夏の白い花が目立ちます。また、モミジイチゴ、クワ、ウグイスカグラ、ニワトコなど赤や黄の木の実が見られるのも里山らしい光景でしょうか。1ヵ月前にはまだ雌花さえ咲いてなかったオニグルミがもう青い実をつけていたのも驚きです。
そんな木や花や実を楽しみながらも、この日の主役は初夏の木や草に集まる虫たちでした。そこで今回は虫たちを中心に「初夏の舞岡」を編集してみることにしました。
この観察会は、昆虫にとても詳しく「花や虫を呼ぶ超能力があるのでは?」と言われている方がいらっしゃいます。そのお蔭で私達も段々虫好きになっていくようです。そのうちこのHPのタイトルを変えなくてはならなくなりそうで困っています。(^^;)


▲舞岡駅から舞岡公園への道
舞岡駅から舞岡公園への道


***写真をクリックすると拡大写真が見られます***

▲コミスジ ▲イチモンジチョウ ▲ヒメウラナミジャノメ
▲アカシジミ ▲ベニシジミ
▲アサギマダラ  たくさんの人が見上げる中、しばしウツギの木にて吸蜜。ちょっと遠くて残念・・。

アカスジキンカメムシ
▲上段は成虫、下段は幼虫。成虫の緑色は鮮やかでとてもきれい。

ヒメシロコブゾウムシ
▲目の可愛いヒメシロコブゾウムシは足の関節が面白く、作りものに見えてしまう。みんなに見つめられると恥ずかしがって(?)ぞろぞろと逃げ出してしまった。
以前アップで撮ったヒメシロコブゾウムシは ==> こちら



虫・虫・虫
▲ジンガサハムシ ▲アカガネサルハムシ ▲チャバネアオカメムシ
▲コフキゾウムシ ▲ジョウカイボン ▲トホシオサゾウムシ
▲ヒゲナガハナノミ
(上が雌、下が雄)
▲マガリケムシヒキ ▲シリアゲムシ




▲時間の経つのも忘れ、帰り道では夕日が田んぼを照らしていました。


※舞岡公園の案内はこちら(横浜市のHP)です。


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