縁あって南アルプスの前衛峰・櫛形山へ行くことになりました。櫛形山は山梨県の南アルプス市に属し、最高峰は2052mの亜高山。そんな遠くの高い山へ日帰りで行けるのか・・？と思いましたが、朝6時過ぎに湘南地区を出発、4時間のドライブで予定どおり1850mの池ノ茶屋駐車場に到着しました。早起きすれば行けるものなんですね。(^^;)
櫛形山は亜高山性の植物が豊富なことで知られ、私達ももちろんそれがお目当てです。特にこの時期は山頂付近に広がるアヤメ平が見頃とあって、 多くのハイカー達の車が駐車場を埋めていました。
さて、ここからのトレッキングコースはやや急な上り坂あり、ゆるやかな林道あり、明るい草地あり、下り坂あり（せっかく登ったのに…。 ^^;）、また林道あり…と変化に富んでいます。それぞれの環境によって見られる植物が異なり、それがまた山歩きを楽しいものにしてくれました。
この日出会った小さな花たちは次ページに譲るとして、ここでは主として標高2000mらしい樹林風景を中心に編集してみました。
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▲この日は曇り空、時々薄日が射すという山歩きには恵まれた天候でしたが、登り始めて間もなく辺りに霧が立ちこめました。「霧にけむる針葉樹林」を前に、思わずシャッターを！
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▲“ぬし”のようなダケカンバやカラマツの巨木がところどころに居座り（？）、その存在感に圧倒されました。山に来ると人間は謙虚になれるものですね。
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▲カラマツの横に張った枝にはサルオガセが巻きつき、深山の雰囲気を醸し出しています。
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▲カラマツやコメツガの緑が目に入ります。
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▲針葉樹林ではツルアジサイが這い上がる光景も見られました。
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▲大勢の人が訪れていた割には山道ではあまり人に会わず、静かな樹林を満喫できました。
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▲裸山山頂にもアヤメが群生していました。さらに行くとアヤメ平に行きつきます。
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▲林の中で出会った木々です。上段左から、ノリウツギ・ツルアジサイ・ミヤマウラジロイチゴ。中段左から、フジイバラ・ナナカマド・スルガヒョウタンボク。下段左から、ミネカエデ・ハウチワカエデ・ハリブキ。
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久々の山歩きはちょっときついところもあったけど、木々に親しみながら6時間の山歩きを楽しみました。ご案内下さったKさん、同行者のみなさん、お世話になりました。
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櫛形山の案内図と、帰りがけに見た富士山です。って、どこ？ どこ？ (^^;)
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※櫛形山に関する情報はこちら（南アルプス市のHP）からどうぞ。
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