春先から天候が安定しない。サクラの開花が遅かったので後続の花も遅いのかと思えば、フジなどは早々に咲いてパットしないまま終りかけている。
「デジカメ散歩道」を更新しないまま2ヶ月が経ってしまった。この間、フラワーセンターには時々行ってイトトンボの発生などチェックはしていたが、あまり収穫がないまま日が経っていた。

今日はすっかりご無沙汰してしまった（1年ぶり！）中央公園に行ってきた。この時期のターゲットはカワトンボとオトシブミ。いずれもフラワーセンターでは見られない被写体だ。
さて、出会うことができるか・・？

▲中央公園に近づくとマルバウツギが「開花準備OKです」。

▲あら、こんなところでクロウリハムシのカップルが！ そう言えば、クロウリハムシはマルバウツギが好きだったっけ！

▲すでに咲き始めている株もある。

▲林縁に多いコマユミや

▲ツルウメモドキ。いずれも家の近くではあまり見ない木だ。

▲園内に入ると、ツツジの周りをジャコウアゲハが狂ったように飛び回っていた。2〜3匹いたような・・／2時間後にここを通ったが、まだ飛び回っていた。

▲セセリチョウや

▲ブローチのようなヒラタアブ

▲新鮮なツバメシジミ♀

▲ベニシジミも来た。

▲シオヤトンボ未成熟。今年初見だ。

▲シオヤトンボは成熟途中の♂が多い／成熟完了？／戻る

▲シオカラトンボ未成熟もいた。

▲エノキの幼木にいくつもの揺籃。作者はヒメゴマダラオトシブミだ。

▲ヒメゴマダラはケヤキも好んで巻く。いずれも作成間もない揺籃のようだ。しかし、どこを探してもオトシブミは1匹も見つからなかった。

▲ハクウンボクを巻くのはエゴツルクビオトシブミ／こちらはエゴノキ／しかしここでも虫は見つからず。曇り日のせいか？　まだ近くにいそうな気はするが・・／戻る

▲園内ではカマツカがよく咲いている。

▲同上。

▲ヤブデマリももう咲き揃った／初夏の花でも、マルバウツギやミズキはこれからだし、種類によって早い遅いがあるようだ。

▲いたいた！ 初々しい♂だ。こんなに華奢だったっけ！

▲同上／しっかり顔も撮らせてくれた。

▲さらに水路沿いを歩くと次々と見つかる。

▲茶翅の♂もいた。

▲別個体♀

▲別個体♂

▲そして、同じ水路に羽化したてのヤマサナエが！

▲同上／何だかずい分小さく見えるが、確かにヤマサナエだ。まだ翅が濡れている。無事に羽化できておめでとう！

園内の半分ほどしか回らなかったが、シオヤトンボにシオカラトンボ、カワトンボ10匹前後、ヤマサナエ、予想を上回る収穫に気持ちよく帰途についた。天気のよい日にまた来よう！