▲今日最初に見つけた怪しいイロハモミジの小枝。こんな小枝がちらほら見つかるもチョッキリの姿はなし。しかし、ここはチョッキリが好きそうなエンコウカエデやイロハモミジの小木が並んでいる。要注目ポイントではある。
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昨年イタヤハマキチョッキリを見つけたポイントまで行く。大きなエンコウカエデの木は花芽が芽吹き始めたところ。昨年は4/12にもう花が咲いていた。昨年は季節の進みが早かったのだ。
▲先へ進むと、あった! これこそイタヤハマキチョッキリの揺籃に違いない! 昨年もそうだったがエンコウカエデの幼木が好きなようだ。
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▲揺籃の付け根を探すといたいた! お仕事中のイタヤハマキチョッキリが! すでに2本の小枝を巻き込んで揺籃を作っているが、3本目も“チョッキリ”しようと仕事に熱中。レンズを向けても警戒する様子もない。
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▲仕事ぶりをカメラに収めていたら、何とファインダーの左上にネコハエトリが顔を出した!(^^)
先程から側をウロウロしていたハエトリだが、チョッキリを狙っていたのか? 弱肉強食は自然の摂理とはいえ、チョッキリファンとしてはこれは捨て置けない。手でハエトリを払って飛んでもらった。
ネコハエトリも好きだけど、チョッキリのような希少種を襲っちゃいけないよ!
また来るかも知れないが、取り敢えず危機を回避。
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▲チョッキリは気が変わったのか、あちこち歩き回りやりかけの仕事を点検?
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▲30分後に戻って見ると、最初に見た時と同じように3本目の小枝を齧っていた。色んな事を同時に“考えながら”作業しているのかな。
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1匹だけだったが、目的だったイタヤハマキチョッキリが見られてよかった・・と帰途に就く。散策路を出る前に、今朝来た時に見たカエデの若木数本をもう一度チェックすると、何と大きな揺籃が目に入ってきた。
▲朝はなかったはずの揺籃が! この木はエンコウカエデではなくイロハモミジだ。
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▲作業中のイタヤハマキチョッキリもいたが、下の方にいる黒い虫は何?
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▲揺籃に気を取られていたが、気がつけば他のカエデにもチョッキリが数匹!
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▲飛ぶものあり。
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▲全部イタヤハマキかどうか定かでないが。
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▲少なくとも5匹はいた。
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▲ここでも揺籃作成中。イタヤハマキとファウストハマキは揺籃の形が違うので、これがどんな揺籃になるかで分かると思う。
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この日は風が強くて撮影には苦労したが、こんなにもたくさんのイタヤハマキチョッキリに出会え、大収穫の一日となった。
もう一つのターゲットであった越冬トンボの方は情報なし。トンボ池は昨年と違ってそこそこ水があり水草も生えていたが、越冬トンボもハラビロトンボもイトトンボも全く姿を見かけなかった。
また頃合いを見計らって来てみよう。
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