2018.04.22
新治市民の森
4月の観察会は先月に続き新治市民の森で。朝から真夏を思わせる日差しとなり、待合せ場所の藤棚の下には数十匹のクマバチがぶんぶん飛んでいた。
林縁にはホオノキやミツバウツギ、ツリバナが咲き、林下にはキンラン、ギンラン・・、新緑に浸りながらも虫を探す。目が二つではとても足りないが、そこは虫目集団、達人たちが次々と面白いものを見つけてくれた。
今日最も盛り上がったのはウマノオバチ♀との出会いだった。長い産卵管がトレードマークのこのハチは、クリやクヌギの幹内にいるシロスジカミキリの幼虫に産卵する寄生蜂だ。見るのは初めてだったが、長〜い産卵管をゆらゆらさせながら飛ぶさまは絵になり、ひたすら連写する。産卵する様子は分からなかったが、またまた珍しいものが見られ、達人たちに感謝!
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