2017.06.10
散在ガ池のイワタバコ
3日前に関東地方も梅雨入りしたが、雨はほとんど降っていない。梅雨の花・イワタバコは今年は早いのか遅いのか全く情報がなかったが、取り敢えず散在ガ池に行ってみた。
静かなせせらぎの小径を行くとヤマサナエとカワトンボが迎えてくれた。キブシの木にウスモンオトシブミの揺籃と揺籃の切り落とし痕が数個、他の箇所のキブシにも揺籃を何個か見つけた。まだ新成虫は発生してないと思われる。ウスモンはここがいちばん見つけやすそうだ。
昨年も書いているが、せせらぎの小径は年々暗くなっているような気がする。スギの木をはじめ周囲の木が大きくなり光が差し込まないからだ。真っ暗な壁に目をやるとイワタバコが咲いていることは咲いている。株の数は結構多いのだが、どの株もひょろっとして花も小さい。ここのイワタバコを絶やしたくないが何とかならないものだろうか?
尾根の方のイワタバコは年々増えており、今年もまずまずよく咲いていた。ただ雨が少ないため壁面が乾いており苔や葉のしっとり感がない。やはり梅雨の花には雨が必要だ。
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