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2017.04.29
トンボ目当てで観察の森へ

散策日和のゴールデンウィーク初日、横浜自然観察の森へ出かけた。目当てはトンボ池、昨年4月19日にこの池でホソミオツネントンボとホソミイトトンボ、ハラビロトンボに出会っている。実は10日ほど前にもこの池に来てみたが、トンボの姿は皆無だった。そろそろ何か現れるはずと来てみたが、池の周りには人影はなく、今日もダメか・・?
すぐには諦めずに水辺の枯れ草を眺めていると、ハラビロトンボが1匹寂しそうに止まっていた。1匹いればもっといるはず・・と、もうしばらく待つと、池からひょいっと飛び出してきたものがいた。翅がキラキラ光っている。羽化したての初々しいハラビロトンボだった! 結局今日はこの2匹だけで、オツネントンボには会えなかった。
トンボ池以外では、カワトンボ、オトシブミ、アカボシゴマダラ幼虫、オオバウマノスズクサの花などを撮って歩いていると、前方に見慣れた顔が! 観察会仲間のM夫妻だった! やはりお目当てはトンボ池だったようだ。
もう一度一緒にトンボ池に行くと、池周りの桜の木にジャコウアゲハが飛び回っている。♂が数匹、♀も1匹、咲き残っている桜の花で忙しなく吸蜜していた。今年はどこに行ってもジャコウアゲハが多い。
トンボの方は朝もいたハラビロトンボが1匹だけだった。ハラビロトンボはこれから増えるだろうが、オツネントンボは今年は見られないのか? 1週間ぐらいしたらもう一度来てみようか・・。


横浜自然観察の森/2017.4.29
▲ハラビロトンボ♀。お仲間がいなくて寂しそう/強風にもめげず戻る
▲池から飛び出してきたハラビロトンボ、尾の先が尖っているので♂かな?

▲同上/まだ翅がぬれているのかキラキラ光る。

▲同上/ササの葉に飛び移った。横から見ると初々しい。

▲エノキの幼木にアカボシゴマダラ幼虫。蛹化が近いかな?

▲別のエノキにもいた。顔見せて!/ボタンが3つ並んだような目戻る
▲ムネアカアワフキ♀

▲エゴツルクビオトシブミ♀@エゴノキ/揺籃が10個ほど戻る
▲M夫妻に見つけてもらったヒメゴマダラオトシブミ@ケヤキの幼木。揺籃はついてなかった/「明日はこの葉を巻こうかな〜」戻る
▲エノキの幼木にヒメゴマダラの揺籃がぶら下がっていた。鎌倉中央公園に多いヒメゴマダラオトシブミだが、どこにでもいるわけではない。鎌倉以外では初めて見るかも?

▲ジャコウアゲハも多いけど、食草であるオオバウマノスズクサの花もよく見る/別個体戻る
▲桜の花で吸蜜しながら飛び回るジャコウアゲハ/黒いのが♂、色の薄いのが♀
 

▲行き帰りの渓流沿いでカワトンボを愛でる/別個体別個体戻る


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