宿に帰って朝食後、観音平に向かう。山道を登るにつれ霧が濃くなってきた。10時前に観音平（標高約1570m)に到着。天気のせいもあるのか一昨年に比べて駐車の車も少なく、蝶の姿もない。一昨年はヒヨドリバナに何種類ものヒョウモチョウが“なっている”状態、アサギマダラもいくらでも被写体になってくれたが、今日は？

午前中はそれぞれ葉上の虫を探して歩く。お昼前になって晴れてくると蝶も飛び始めた。アサギマダラとヒョウモンチョウが少なかったため非常に地味に感じたが、それでも一昨年は見なかったトラフシジミ、ウラゴマダラシジミ、ゴイシシジミなど現れ、終ってみれば結構な数の虫を撮っていた。

北杜市小淵沢町観音平／2016.7.23

▲観音平に到着するも霧、晴れるまで朝露でも撮ろうか？ ▲タカトウダイにも。 ▲何の葉？ ▲ぼちぼち虫が出てきた。この日いちばん目立っていたのはヨツスジハナカミキリ／イケマが好きらしい／戻る ▲20匹ぐらいがあっちでも／こっちでも／飛びまくっていた／戻る ▲イケマはフタスジハナカミキリや／ニンフホソハナカミキリにも大人気／イタチササゲもハナカミキリに人気／戻る ▲甲虫いろいろ：ヒヨドリバナにセマダラコガネ／緑光沢の美しいツツハムシ／イタドリを巻くルリオトシブミ／不明／戻る ▲ヤマオダマキを撮ったらカメムシの幼虫が！／山に来るとよく見るエゾアオカメムシの幼虫かな？／戻る ▲カメムシいろいろ：ジュウジナガカメムシ／フタモンカスミカメ／アカヒメツノカメムシ？／ツノアオカメムシ／クヌギカメムシ／戻る ▲お昼近くになってやっとアサギマダラが近くで撮れた！／同じ個体／戻る ▲ヒョウモンチョウはミドリヒョウモンだけ ▲ゴイシシジミが来て翅を広げた！ ▲ぼろぼろだが、ヤマキマダラヒカゲ？ ▲シータテハ？と思ったらキタテハだった。 ▲トラフシジミがきれいな表翅を見せてくれた。 ▲ウラゴマダラシジミが開翅／飛んだ！／戻る ▲チャバネセセリの仲間？（ヘリグロチャバネセセリかスジグロチャバネセセリ？） ▲アキアカネがそこここに／今年はアキアカネが非常に多いようだ。 ▲霧が晴れて午後は日差しがきつくなる。帰るころにはアキアカネが暑さしのぎのポーズをとっていた。

3時前に観察会が無事終了。気心の知れた人たちとたくさんの目で虫を探しリフレッシュ！　楽しい2日間でした。ご参加のみなさん、ありがとうございました。