2016.05.02
虫目全開@広町緑地
爽やかな季節を迎えている。今年のゴールデンウィークは「3日休日・1日平日・3日休日」の変則型、今日は中休みの平日に当る。毎年連休中の“鎌倉”はすごい人出らしいが、鎌倉に住んでいても混雑するところには行かないので実感がない。
今日も休日であろうと、平日であろうと人は少ない広町緑地へ。
西鎌倉から広町に向かう道も結構楽しい。崖の壁面にマルバウツギが咲き、あちこちで小さな虫に呼び止められた。
広町入口近くの柵には今日もゾウムシやハエトリグモがチョロチョロしてる。今日は見慣れないハエトリがいた。帰宅後調べるとクモマハエトリ♂ではないかと思うが・・。
昨年春にできた池をいつもチェックしているが、この池、藻(?)が蔓延り過ぎたのか、予想以上にドロドロになってしまった。どんなトンボが住み着くか楽しみにしていたが、これでは寄り付かないのでは?と懸念される。
池の周囲を流れる小川沿いにはたくさんのカワトンボが飛んでいる。発生したばかりのコチャバネセセリがあちこちで吸水していた。のどかな初夏の光景だ。
そして今日の注目はコナラシギゾウムシ! 湿地の草につかまる姿が何とも絵になる。なかなかこっちを向いてくれなかったが、あれこれ試行錯誤しながら撮影を楽しんだ。
広町緑地とその周辺/2016.5.2
▲センニンソウにオオアカマルノミハムシ
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▲ナナフシの幼虫
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▲洒落た浴衣柄のクロヒラタヨコバイ「ゴミと間違えないでね!」
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▲目が面白いドウガネサルハムシ、光沢があってきれい。
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▲ヒメクロオトシブミが着々と揺籃を作っている@ノイバラ
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▲2匹のカワトンボ、何やらひそひそ話?
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▲こちらは成熟途上のシオヤトンボ♂
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▲湿地のアシに何かいる。ちょっと遠いが望遠で・・
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▲同上。最初“ハナ”が足に見えて、シギゾウムシと分かるまでに時間がかかった。なんと、なんと、人気者のコナラシギゾウムシさんではありませんか!
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▲同上。なかなかいい角度に止まってくれず、望遠にしたりマクロにしたり、ストロボを焚いたり苦労したが、15分ぐらいも遊んでくれた。
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▲フジの若葉にフジハムシ
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▲バラエティに富むハナグモの“顔”
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▲林縁を飛ぶ黒いアゲハはジャコウアゲハ?
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▲ジャコウアゲハの食草・オオバウマノスズクサが目立たない花をつけている。
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▲ニレハムシ? サンゴジュハムシ?
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▲ジョウカイボンがそこここに。
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▲「飛ぶところ見たい?」/この日最後に遊んでくれたのはジンガサハムシたち。
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▲初夏の白い花/マルバウツギ
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▲同/ヤブデマリ
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▲同/カマツカ
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▲同/コゴメウツギ
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▲同/ミズキ。今年はミズキの咲き方が地味だ。
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▲谷戸に点在するフジ、ここがいちばん見事。
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