2016.03.17
キブシ咲く谷戸を歩く
寒暖の差が激しいこの時期だが、今日は“春”の日、広町へ出かけた。西鎌倉から広町緑地に向かう道、林縁からはキブシの花がのぞいている。15年前のこの時期に初めて広町緑地を訪れたが、谷戸の至る所にキブシが咲いていた。その光景が印象深かったせいか、広町とキブシは私の中では強く結びついている。ここ2〜3年、散策路が舗装されたり谷戸の景観も変わってきたが、キブシの木は減ってないようだ。
湿地には越冬蝶のルリタテハ、テングチョウ、キタテハが飛んでいた。落ち着きなく飛び回るテングチョウに比べてルリタテハの行動は予測がつきやすい。自分のテリトリが決まっているようで、その中で白っぽい枯れ草や木道に止まったり、地面に止まったり。止まったままこちらをじっと見る人懐っこさもある。白っぽいコートを着ていると肩に止まったりするのもルリタテハだ。
今日も数匹のルリタテハが遊んでくれた。食草のサルトリイバラはやっと芽吹きが始まったところだ。産卵できるまでもう少し待ってよ!>ルリタテハ
広町緑地/2016.3.17
▲広町緑地に向かう道、林縁にキブシがのぞく
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▲谷戸のキブシ
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▲同上
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▲同上
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▲人懐っこい(?)ルリタテハがあちこちで遊んでくれた
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▲同上
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▲同上
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▲同上
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▲ルリタテハの食草・サルトリイバラ、花芽がのぞいている。
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▲落ち着きのないテングチョウ
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▲同上。すぐに場所を変える。
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▲同上。やっと翅を広げてくれた。
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▲枯れ草の中に逃げ込んだキタテハ
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▲甲虫はまだ少ないが、イタドリハムシ(成虫越冬)にはよく出会う。
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▲杭の上にいたネコハエトリ、逃げる途中にこっちを振り向く。何考えてるんだろう?(^^)
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▲芽吹き始めたミズキに早速お客さまが!
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▲コナラの新葉
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▲アオキが咲いた
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▲ミツバアケビの一番花
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▲早起きのモミジイチゴ。みんなで春を盛り上げよう!
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