2015.11.16
稲村ヶ崎で虫探し
久しぶりに稲村ヶ崎に行ってきた。毎年この時期に稲村ヶ崎で夕景を撮っているが、この秋は暖かいので、まだ夕日を撮ろうという気になっていなかった。
今朝も晴れてはいたが、午後になって雲が多くなり夕日は期待できず、残り少ない虫に目が行く。海浜公園内にマテバシイが何本もある所があり、まずはムラサキツバメを探す。何年か前の春先にここでムラサキツバメを見たことがあるが、この秋は目撃情報も多いし、きっといるだろう・・。予想どおり飛んでいるムラサキツバメを目撃!(ただし、1匹だけ・・)
今が花期のヤツデに虫が集まっている。アブやハエが多いが、同種のカメムシが十数匹いるのを発見! 先日マンションの通路にも来たアオモンツノカメムシのようだ。このカメムシも最近よく見聞きするので、今年が大発生の年なのかも知れない。
今まであまり気にしてなかったが、公園内には金属製の手摺りが多い。擬木ではなく東高根森林公園のように中に虫がもぐり込めそうな手摺りだ。手摺り観察手始めに、ミミズクの幼虫など見つけた。
稲村ヶ崎海浜公園/2015.11.16
▲午後1時、稲村ヶ崎より/箱根の山がきれいだが富士山は見えず
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▲マテバシイでムラサキツバメを探す。近くにあるカクレミノの木、高い所で飛んでいる姿も目撃したが、すぐに葉の中にもぐり込んでしまう・・
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▲日当りのよいセイタカアワダチソウにウラナミシジミやヤマトシジミがやってきた
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▲花が好きなシロオビノメイガ、夜明かりにも来るが外で見ることが多い
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▲スガ科の蛾/似たような仲間が多く判別は難しい
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▲ヤツデ同様常緑で葉の大きなアカンサス、この葉も虫の日向ぼっこに向いている? ツマグロオオヨコバイが飛んできた
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▲同上/ネコハエトリも日向ぼっこ
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▲ブドウトリバが張りついていた/トリバガの中でいちばんよく見るのはブドウトリバだ
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▲歩き出した! コミミズク同様、歩く姿がユーモラス
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▲手摺り観察などしているうちに日が傾いてきた。夕日は期待できそうにないので、光芒を撮って帰ることにしよう
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▲旧約聖書の話から「ヤコブの階段」とか「天使の梯子」などとも呼ばれる光芒
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▲夕景はもう少し寒くなってからがよいのだろうが、その頃に虫は・・?
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