2015.09.30
寺家の秋
この時期恒例の寺家ふるさと村観察会に参加した。刈り入れ半ばのこの時期、黄金色の田んぼに飛び交う赤トンボを見るとほっとする。今年は休耕田が増えているのが少し気になったが、ナツアカネやアキアカネのカップルが盛んに産卵飛行を繰り返していた。
この会のメンバーの“虫目度”は上がる一方、カメムシやら極小のゾウムシなど次々と見つけてくれる。虫の方も「隠れ上手なオレたちが、どうして人間なんかに見つかるんだろう?」と不思議そうな顔(?)をしていた。
青い空には秋のうろこ雲、お天気に恵まれ朝10時から午後3時過ぎまで、里山の秋を楽しんだ。
寺家ふるさと村(横浜市青葉区)/2015.9.30
▲黄金色の田んぼを眺める。赤トンボ見っけ!
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▲単独で飛ぶナツアカネ♂
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▲胸の模様を見るとナツアカネ♀か?
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▲マユタテアカネ♂
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▲コノシメトンボ♂/この他、ヒメアカネ?と思われる赤トンボもいた
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▲休耕田が増えると色彩的にもちょっと寂しい
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▲休耕田はミゾソバの湿地になっている
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▲スケバハゴロモ、翅を閉じているとイメージが違う
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▲ヒメツノカメムシ、初見
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▲同上。色が違うが同種のようだ
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▲ツヤツヤのタデマルカメムシ@ミゾソバ
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▲オオトビサシガメ
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▲イネクロカメムシ
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▲ナカジロサビカミキリ
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▲タバゲササラゾウムシ@ヒメコウゾ/体中に毛の生えたユーモラスなゾウムシ。うまく撮れなかったので近くでも探してみたい
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▲体長3mmぐらいのコブクチブトサルゾウムシをTG-4の顕微鏡モードで撮ってみる/丸まっていると泥の塊にしか見えないが、これがゾウムシと一発で見破ってしまう“超虫目さん”には恐れ入ってしまう。目が顕微鏡モードになっているのかも?(^^) ゾウムシも「恐れ入りました」と言っているようだ
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▲空は高く、気持ちのよい一日だった
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