久しぶりの虫散策。気のせいか1週間も空くと見られる虫もずい分変わるような・・。現にオトシブミは揺籃作りが終ったのか、虫の姿は見かけなかった。エノキ・クリ・エゴノキ・ツツジ・フジなどに次世代のための揺籃がぶら下がっているものの、全体的には今年は数が少ない。
前回ゾウムシの発生を確認したタブノキを見に行く。葉柄のつけ根に潜んでるもの、実の上に乗ってるもの、全部で10匹ぐらいは確認できた。他にはヒメシロコブゾウムシの面白い姿にも遭遇。
そして帰りがけに今日の主役・シラホシカミキリに遭遇した！
シラホシカミキリはタマアジサイに来ると聞いて前から探していたが、今年4月に新治市民の森でハコネウツギにいるところを目撃、聞けば同じスイカズラ科のガマズミにも来るという。今までハコネウツギやガマズミはノーマークの木だったので、以後注意していたが、今日やはりハコネウツギにいた！　おまけに交尾中とあって20分も動くことなく被写体になってくれた。子孫も残してくれそうだし、来年以降も探す楽しみができた。

鎌倉中央公園／2014.5.28

▲夕方5時近くハコネウツギの前を通ると、な、な、なんと、シラホシカミキリのペアが！！ ▲交尾中とあって身動きもしない。ゆっくり撮影させてもらう ▲正面顔はラミーカミキリやヤツメカミキリに似てる。戻る ▲白玉模様の衣装に白足袋、なかなか粋だね！ ▲ハコネウツギもガマズミもタマアジサイもあるから、たくさん子孫を残してね！ ▲タブの実に張りつくオオミスジマルゾウムシ ▲同上。今年は実がたくさんなってよかったね！ ▲同上 ▲同上。はずかしいよお・・ ▲「今日のハエトリグモ」はカラスハエトリ♀ ▲同上 ▲同上 ▲タラノキの幼木にヒメシロコブゾウムシ／十何年か前、初めて面白いと思ったゾウムシがこのヒメシロコブゾウムシだった。その後様々なゾウムシに気を取られあまり注目してこなかったが、今年はなぜかよく出会う ▲同上。シャイなゾウムシで、すぐ逃げてしまったり落ちてしまったり ▲ふと後ろの手摺りを見ると、何か来た〜！ ▲同上。ヒメシロコブゾウムシのカップルだった！ 何だか笑える恰好だ ▲同上。レンズを向けたら、ここで固まってしまった。邪魔してごめんね！