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2014.05.17
初夏の風景

1週間ぶりに広町を散策。青空の下、新緑の谷戸を歩くのは何と気持ちよいものか! 緑の中を歩くだけでも十分心地よいが、“おや?”っと思うものが見つかればなおさらだ。
まずは、先週見つけたゴマダラオトシブミのその後が知りたくてクリ(クヌギに訂正)の木に直行。思ったほど揺籃の数は増えてなかったが、先週とほとんど同じ場所に♀を見つけた! しかも、揺籃作りを始めたところだ。先週のと同じ個体だろうか・・? そうだとすれば、この木では一日に一個ぐらいの割で揺籃を作っていることになるが・・。
この時は二つ折にした葉を噛みながら上から下へ、下から上へと折り癖をつけている段階だったが、45分後にまた来てみると揺籃はほぼでき上がり最後の詰めをしていた。以前ゴマダラオトシブミの揺籃作成を最初から最後まで見ていたことがあるが、葉に切り込みを入れるところから完成まで約1時間半かかっている。今日の所要時間もそんなものだろう。
今日はもう一つ面白い出会いがあった。ミツバアケビの葉裏にオレンジ色の虫が! 羽化したばかりのアカスジキンカメムシだ。すぐ上に抜け殻もついていた。今朝羽化したのだろうが、見る見る色がついていく感じではない。あのきれいな色になるまでどれぐらい時間がかかるのだろうか?
林縁には可愛いカワトンボが止まっている。時々飛び上がってまた元の位置に戻るものもいれば、じっと場所を動かないものもいる。飛ぶ度に茶翅が光って緑に映える。いつまで見ていても見飽きない初夏の風景だ。

広町緑地/2014.5.17
▲今日もいた、ゴマダラオトシブミ! お仕事中だね

▲折り癖をつけてるところね

▲風が強くて大変だけど、頑張ってね! また後で来ます

▲45分後に来たら、ここまでできていた!

クリ(クヌギに訂正)の木は虫たちに大人気。ヒメクロオトシブミも巻く気かな?

▲クサギカメムシはこの木の何が気に入ってるのか・・?

▲バラルリツツハムシ?

▲ノイバラを巻くヒメクロオトシブミ♀(下)。上は♂

▲ミツバアケビの葉に虫が2匹・・と思ったら、羽化したてのアカスジキンカメムシと抜け殻だった!

▲抜け殻を不思議そうに(?)見上げるアカスジキンカメムシ

▲しばらく見ていたが、色が変わってくる様子はなし、こんなきれいな色になるまで一日ぐらいかかるのだろうか?/戻る
▲ヤマサナエを何箇所かで見かけた

▲この冬舗装された散策路に止まるヤマサナエ/ルリタテハも白っぽい所が好き/どろんこ道がこんな道に変わった/戻る
▲広町はコミスジが多い

▲ヨモギの葉にカマキリのちびっ子が!

▲新緑の谷戸に飛び交うカワトンボたち、癒される初夏の風景だ

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