2014.04.05(2)
桜の陰で
昨日夕方、自宅マンションの階段手摺りに小さな虫(画像クリック!)がいた。暖かくなってそろそろマンションの通路も賑やかに(?)なる時期だ。ここでは見たことない虫だったが、“お知り合い”のような気がしてよく見ると、何とカシルリオトシブミではないか! どこで越冬していたのだろう? オトシブミファンとしては捨て置けない出来事だった。
例年中央公園で最初に現われるオトシブミはヒメクロオトシブミとカシルリオトシブミだ。まだ少し早いような気がしたが、昨年の記録を見ると両者とも4月8日には出現している。昨年の春は季節の進みが早かったとはいえ、もう出てきてもおかしくない時期なのか・・。などなど思いながら中央公園のツツジやミズキ、サルトリイバラなど両者が早くに現れる木を見て歩いたが、さすがにまだだった。
桜を眺めつつもその陰に咲く目立たない花や木々の芽吹きを探す。桜に惑わされず、こういうものを見つけたくて散策しているようなものだから、“デジカメ散歩道”としてはこちらの方が本命かな? クロモジやサルトリイバラ、アオキの雄花・雌花、タブノキの芽吹き、コナラの芽吹き・・、いつもの春がやってきた。
鎌倉中央公園/2014.4.5
▲チャンチンの新葉は赤い!
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▲美しいミズキの新葉
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▲コナラの芽吹き/今だけの色を楽しもう
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▲同上/新葉は柔らかい絹毛に被われている
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▲可愛い十字花・アオキの雄花
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▲同上・雌花/雌花はまだ少ない
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▲豆菓子のようなマルバウツギの花芽
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▲モチノキの雄花
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▲タブノキの花芽が一斉に芽吹いている
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▲クロモジ♂がひっそりと咲いている
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▲同上/中央公園にはクロモジはこれ一本しかない
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▲キブシを逆光で
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▲園内のあちこちでサルトリイバラの雄花が咲き出した
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▲同上/この株は一番花が咲いたところ
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▲同上/この株がいちばんよく咲いていた
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▲同上/毎年この株にルリタテハが産卵する。カシルリオトシブミも揺籃を作るかも?
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▲丸木の上で日向ぼっこするルリタテハ。そろそろサルトリイバラさんが準備できたようだよ!
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