2013.05.27
葉上の虫たち
あちこちでアカシジミなどゼフィルスの発生が報告されている。今年は例年より早いようだ。今年初めて中央公園でゼフィルスに出会った(25日)。イラクサの上にちょこんと乗ったウラナミアカシジミ、羽化したてなのかじっと動かず。色が濃くきれいな個体、間近でじっくりと見せてもらった。
園内はウツギが花盛り。花の中にたくさんの虫がいるが、5mm以下の極小甲虫が多い。撮っても種名を調べるのは至難の業だ。
花散策が行き詰まったのは、新しいものに出会えなくなったことが大きい。その点、虫はまだまだ未知のものに会える。この日は中央公園では初見のゾウムシ、ハエトリグモ、カミキリムシなどに出会った。単に未知の虫に出会う楽しみだけではない。様々な虫の“個性”を知ったり、今まで何げなく見ていた虫の気持ちが分かったり?(^^ゞ
「身の回りにありながら、この年まで見えてなかった世界の一端が見えてきた/今まで不思議とも思わなかったことが不思議と思えてきた」―― これでハマらないわけがない。
鎌倉中央公園/2013.5.25&5.27
▲ダイミョウセセリが食草のヤマノイモの葉に止まり、体を数回上下に揺すっていた。ははーん! 蝶が去ったあとには、毛に被われた卵が!(右上円内)
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▲緑の中にウラナミアカシジミ!
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▲羽化したてのようだ。こんなきれいなウラナミアカシジミを見たのは初めて!
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▲まだあまり飛べない様子
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▲正面顔も見せてくれた
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▲アカボシゴマダラの脱け殻。この幼木にいた2匹の幼虫は無事羽化できたようだ
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▲少し離れたところからツルマサキの花を撮ったつもりだったが、パソコンで見たらカミキリムシが写っていた! トゲヒゲトラカミキリ?
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▲カミキリムシの一種
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▲おっと、今季初見のラミーカミキリ。今年はどこのイラクサに大量発生するのか?
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▲ウツギの花に小さい虫がいっぱい! これはヒラタハナムグリ
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▲青味を帯びた3mmほどの甲虫
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▲アトボシハムシの綱渡り
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▲同上。飛んだ!
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▲同上。こちらはペアで
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▲シャイなオオミスジマルゾウムシ。いつもこの恰好でタブの葉を食べる
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▲中央公園ではニューフェイス(私にとって)のゾウムシ。5〜6mmだが、きれいな水色で目についた。先日 町田市の谷戸で見たのと同種?
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▲ナガタマムシの一種
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▲クリの花穂でラブラブ中、バラルリツツハムシ?
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▲アオオビハエトリ?
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▲ハエ? やけにきれいなので撮りたくなる(^^)
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▲あちこちのキブシにウスモンオトシブミの揺籃がぶら下がっているが、今季、中央公園でまだ成虫を見ていない
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