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2013.04.16(2)
今日の虫たち

花に、虫に、忙しくも楽しい季節が始まった。中央公園では羽化したてのアゲハが忙しなく飛んでいたが、今のカメラで追うことは難しそうだ。ふと、エノキの幼木を見ると、新葉にまぎれてアカボシゴマダラの幼虫がいた。もうすぐ蛹化しそうな終齢幼虫だ。側の枝にもう一匹いた。無事に羽化まで行けるかどうか・・。
オトシブミは前回と同じヒメクロオトシブミとカシルリオトシブミ、それとぬしは見なかったが、エゴノキには数個の揺籃がぶら下がっていた。エノキも新葉が出揃ってきたので、ヒメゴマダラが出てくる日も近いだろう。
ヒメクロオトシブミはツツジに多いが、今、ツツジが小さい虫の溜り場だ。昨年あちこち探してようやく見つけたムシクソハムシ(昨年5月23日の記事)が、いとも簡単に見つかった。

今日のニューフェイスとしては、イラクサの葉にいたクロヒラタヨコバイ。昨年川崎市の緑地で初めて見た虫だったが、よく見るとお洒落な浴衣を着ているようで気になる虫だった。
もう一つは、ハナイカダの蜜をなめていた初見のカミキリムシ。帰ってから調べるとトガリバアカネトラカミキリと判明。

鎌倉中央公園/2013.4.16
▲エノキの若葉と同色のアカボシゴマダラ終齢幼虫

▲同上。夢中で葉を食べる

▲そばにもう一匹いた

▲イラクサの葉にクロヒラタヨコバイ。見た目は黒い塊でゴミのように見えるが、露出補正して撮ってみるとお洒落な衣装をまとっているのが分かる。中央公園では初見だ

▲同上。顔も見せてくれた(^^)

▲側に幼虫もいた。生態はよく分からないが、幼虫で越冬していたのだろうか?

▲タンポポが大好きなヤブキリ幼虫

▲同上。風が吹いてあっという間に球形の種が半壊。ヤブキリ坊やもびっくり?

▲クヌギカメムシが大量孵化したクヌギの木に幼虫が一匹

▲マルバウツギの葉にカスミカメ(の仲間)

▲コナラの葉にクロホシツツハムシ

▲ハナイカダにヒメジョウカイ

▲ハナイカダにトガリバアカネトラカミキリ

▲人工物が好きなネコハエトリ(♂)

▲あちこちのツツジでせっせと揺籃を作るヒメクロオトシブミ

▲サルトリイバラにカシルリオトシブミ

▲先日も見たコナラのひこばえ、ツマグロオオヨコバイの幼虫が集結!

▲シオヤトンボの雌雄かと思ったが、上はシオカラトンボ雌のようだ


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