HPを始めた頃は鎌倉のお寺巡りが多く、中でも光則寺と瑞泉寺は花のお寺でもあり、年に何回か訪ねていた。10年ほど前から場面は里山や自然のフィールドに移り、お寺歩きは激減した。
今は写真の会でお寺を訪ねることが多い。久しぶりに瑞泉寺へ。
気候がよくなる10月は意外と被写体が少ないのだが、今年はヒガンバナが遅く、まだあちこちに咲き残っていた。本堂前の清楚な白いフヨウや可愛らしさのあるシュウメイギクを愛でながら境内を一廻りした。

“デジカメ散歩道”的な収穫としては、境内にある池に多数の赤トンボが舞っていたことだ。あまり近づけず、肉眼でトンボの種類を確認することはできなかったが、そのうちの一カップルが連結産卵飛行を繰り返していた。撮った写真を見るとアキアカネのようだ。舞っているのはみんなアキアカネの雄だろう・・と思っているうちに、もう一カップルが産卵飛行始めた。撮ってみると、雄も雌も翅の先が黒い！ コノシメトンボのようだ。
「お寺の境内には古い池がたくさんあるが、ああいう所に見慣れないトンボ（特にイトトンボなど）がいるのでは？」と前々から思っているが、やはり探してみる価値はありそうだ。

瑞泉寺境内＆周辺／2012.10.11

▲アキアカネの連結産卵飛行 ▲コノシメトンボの連結産卵飛行