2012.10.01
中央公園の今
中央公園のジュズダマにクロコノマチョウの幼虫がいると聞き、早速行ってみる。木道沿いに並ぶこのジュズダマは毎年気にはしていたが、クロコノマが産卵してる様子はなく、今年もあまり期待していなかった。
行ってみるとジュズダマの葉が見事に食べられ、相当数の幼虫がいたことが分かる。茎に張り付いた3匹の終齢幼虫と蛹の脱け殻を見つけた。・・と、この時はその程度だったのだが、帰りがけに友人ともう一度ここに来てびっくり! ジュズダマの下に生えるヤブランの葉にいくつもの蛹がぶら下がっていた。さらに、前蛹状態の幼虫も3匹、羽化が楽しみになってきた。
湿地ではオオミゾソバ・ミゾソバ・ツリフネソウが花盛り。アオスジアゲハやシジミチョウがオオミゾソバの花から花へと飛び回っていた。ツリフネソウには蝶は来ない。蝶の口吻では花の奥の方にある蜜に届かないからか? ツリフネソウと言えばホシホウジャクだが、今年は何故かほとんどいない。早く来ないと花が枯れてしまうよ!
田んぼ手前の広場はカゼクサとチカラシバで被われている。バッタたちの住み処だ。常連さんのツチイナゴやコバネイナゴに加えて、今日はトノサマバッタに遭遇! 中央公園でトノサマバッタを見かけたのは初めてのこと! ちょっとした驚きだった。
鎌倉中央公園/2012.10.1
▲オオミゾソバを独り占めのアオスジアゲハ
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▲「あ、ヤマトシジミさんが来た!」
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▲「蜜が甘くておいしいよ〜」
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▲ハーブ園に来たツマグロヒョウモン♂
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▲同じくハーブ園で翅を休めるウスバキトンボ。ターゲットは何?
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▲草むらのツチイナゴ成虫。終齢幼虫が次々と成虫化してるようだ
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▲初めまして! トノサマバッタさん! 体は大きいけど可愛い顔しているね
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▲同上
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▲クロコノマチョウの終齢幼虫。黒い顔、縁だけ黒い顔、上半分が黒い顔・・と、バリエーションのあるクロコノマの幼虫だが、ここではこのタイプばかりだった
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▲ちょっと気持ち悪いけど、終齢幼虫の全身
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▲前蛹状態の終齢幼虫。明日にも蛹化する?
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▲蛹。よく目立つ色だが、下草に隠れて最初は気がつかなかった
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▲脱け殻。無事羽化できたようだ
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