2012.09.26
寺家の秋/赤トンボなど
定例の自然観察会、例年どおり9月は寺家ふるさと村で開かれた。実りの秋、黄金色に色づく田んぼで赤トンボを追う。身近かに田んぼが少なくなった今、稀少な風景だ。毎年ぜひ見たい風景でもある。
トンボや蝶に限らず面白い虫は見逃さないこの観察会、今回のニューフェイスは、ミゾソバにいた極小ゾウムシ2種だった。いずれもタデ科を食草とするゾウムシのようだ。鎌倉でも探してみたい。
もう一つ予想外だったのは、キブシにウスモンオトシブミがたくさんいたことだった。オトシブミは6〜7月頃新世代が揺籃から出てくると、程なく姿が見えなくなるのが普通だ。翌年の5月ごろまでどこで過ごしているのか? 早々と土に潜ってしまうのか?とも思っていたが、まだこの時期食樹の上にいたとは!
寺家ふるさと村@横浜市青葉区/2012.9.26
▲黄金色の田んぼが続く
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▲ここで赤トンボを探すのが楽しい!/コノシメトンボかな?
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▲ナツアカネ
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▲同上
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▲実りの秋にアキアカネ、この時期定番の風景だ
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▲同上/どうしてこんなにお尻を持ち上げているのでしょう?(笑)
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▲マユタテアカネ♂
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▲マユタテアカネ♀
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▲稲が実ってセセリチョウも嬉しそう?
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▲汗のにおいに寄ってくるウラギンシジミ
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▲メスグロヒョウモン♂たち
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▲肉食系のゴイシシジミ、アブラムシのいるササの葉に産卵
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▲成虫越冬のムラサキシジミ
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▲コバネイナゴの顔
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▲こちらハネナガイナゴ。コバネイナゴと顔で区別できるか? 正面顔が撮れず残念!
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▲キブシの木にたくさんのウスモンオトシブミ。いつまでここにいるのか?
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▲オオミゾソバに4-5mmのゾウムシ/タデサルゾウムシ?
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▲もっと小さいゾウムシもいた/タデノクチブトサルゾウムシ?
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