2012.06.26(2)
樹液酒場の来客たち
夕方4時半、帰る前にいつものようにクヌギの木に立寄る。毎年夏になると樹液を吸いに来る虫たちで賑わう木だ。
今日も昼間はヒカゲチョウとサトキマダラヒカゲが来ていた。この木の常連さんだ。ルリタテハもよく来る。今年はまだ見てないがアカボシゴマダラやゴマダラチョウ、そしてスズメバチやコガネムシの仲間が加わり、よい樹液スポットをめぐって小競り合いを繰り返す。
しかし、今日は新客が現れた。先ほど中央公園では初の出会いだったミズイロオナガシジミがこの樹液酒場にやってきたのだ。先ほどのとは別の個体らしい。図らずも2頭のミズイロオナガに遭遇するハプニング(?)となった。
帰って調べたところによると、ミズイロオナガは花に来ることはないが樹液を吸いに来ることはあるという。それに昼間は葉の蔭でじっとしており、夕方になると活動を始めるらしい。そう考えると、中央公園でも毎年出ていたのに見逃していたのかも知れない。
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