2012.05.05
超虫目観察会
ゴールデンウィークも終盤、3日ほどぐずついたお天気が好転、夏のような一日となった。今日は虫好きも超がつくほどの人たちが川崎市の緑地に集まりミニ観察会。友人の車で現地に向かったが、意外なほど道がすいており、待合せの1時間以上前に着いてしまった。
まずはエゴノキへ。林縁には何本かのエゴノキが散見されたが、あちこちでエゴツルクビオトシブミがお仕事中、1匹の雌をめぐり2匹の雄がバトルを繰り広げる場面も見られた。
皆が大好きなエゴシギゾウムシはこの日はあまり出がよくなかったようだが、それでも1匹出てきてくれて、ちょっとだけ愛想を振りまいてくれた。
面白かったのは、水辺の切り株にいたカオジロヒゲナガゾウムシ。追いかけてインパクトある白い顔を撮らせてもらった。
この時期ツツジも面白い。小さなゾウムシがあちこちに見られ、繊細なグンバイや前から探していたムシクソハムシがついに見つかった!
こんな調子で一日虫目歩きを続ければ次々と出てくる、出てくる・・。しかし真夏のような暑さに、さすがの虫好きさんたちも3時を過ぎる頃には「もー、限界!」 本格的な夏になる前にもう一度行ってみたいところだった。
川崎市の緑地にて/2012.5.5
▲お仕事中のエゴツルクビオトシブミ♀(下)と、それを見に来た?♂(上)
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▲しかし、♂の行動は謎だ。揺籃作りを手伝うどころか、♀の仕事を邪魔しているようにしか見えないのだが…(^^;)
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▲♀(上)「さっさ、あっちへ行ってて」(と言っているかどうか・・?)
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▲♀(上)「完成したから、もう行くよ〜!」 ♂(下)は何してるんだろう・・?
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▲おおっと、そんなところにヒメホシカメムシさんが!
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▲人気者のエゴシギゾウムシ、1回シャッターを切ったらどこかに飛んでしまった・・
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▲ムラサキシキブにイチモンジカメノコハムシ
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▲同上
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▲水辺の切り株にカオジロヒゲナガゾウムシ
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▲同上。なるほど、顔は白い
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▲なかなかインパクトのある顔だ!
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▲お洒落なヒゲナガガ。これはクロハネシロヒゲナガ
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▲これもお洒落なクロヒラタヨコバイ。浴衣を着ているような
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▲同上ペア。何となく平和だ
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▲アオスジアゲハ/暑くなって盛んに蝶が飛ぶ。クロアゲハ、ナミアゲハ、コミスジ、クロヒカゲ、ツバメシジミなどなど
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▲同上
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▲ヒメアカタテハ
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▲ツツジにいた極小ゾウムシ。この種のゾウムシは同定が難しい
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▲同上。↑とは別種
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▲ツツジにいたグンバイだが、ツツジグンバイではなくナシグンバイ。近くに桜の木が多かったので、そこから飛んできたものか?
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▲歩き出すまで虫の糞と見分けがつかないムシクソハムシ、3mmぐらいの大きさ
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